全国盲女性研修大会が宮城県で開催

2015年9月17日

 社会福祉法人日本盲人会連合・同女性協議会主催による「第61回全国盲女性研修大会」が、9月1日~3日、宮城県のホテル松島大観荘(たいかんそう)を会場に開催され、全国から関係者400名が参加して活発な意見交換を行いました。

 1日は常任委員会・全国委員会が開かれ役割分担等を確認、2日には全国代表者会議と研修会が執り行われました。全国代表者会議では各ブロックからの提出議題を中心に白熱した討議が展開されました。研修会では落語家でアナウンサーの六華亭遊花(ろっかていゆうか)氏による講演「東北弁とみちのく仙台寄席」や、「食に関する失敗と工夫」をテーマにしたレポート発表などがあり、会場は多くの共感と笑い声に包まれました。3日は式典と議事が行われ、竹下義樹日盲連会長より「女性たちのパワーで日盲連を元気にしてほしい」との励ましの言葉が述べられました。閉会式では1年後の再会を誓い合い、盲女性研修大会は盛会のうちに幕を下ろしました。

 新城育子女性協議会長は「今年度は主幹団体だけではなく、ブロックの各団体女性部が役割を分担し、協力して盛り上げ、ブロックとして成功させたという望ましい企画だった」と、この大会を振り返りました。