オリパラに向けたWGで検討経過報告
2015年3月13日
「東京2020オリンピック・パラリンピック協議大会に向けたアクセシビリティ協議会」の第2回当事者団体と事務局の作業部会が、3月6日に東京・霞が関の中央合同庁舎8号館内閣府会議室で開かれ、「TOKYO2020ビジョン」「東京版ガイドライン検討状況」「アクセシビリティ協議会における検討途中経過」などの報告の後、意見交換を行いました。
大会ビジョンの基本コンセプトは、「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」の3点で、具体的な検討を4月から始めます。東京版ガイドライン策定の基本的考え方と部会での検討状況では、
(1)その目的は東京2020大会をインクルーシブな大会とするよう作成する
(2)体制としては協議会の下に、「建築」「交通・アクセス」「コミュニケーション・サービス」の3つの部会を置き、実務者で議論し、障害者団体を含む当事者団体とのワーキングを設置して、要望事項を各部会の項目に反映する、と報告されました。
日本盲人会連合の大橋由昌情報部長は、視覚障害者の場合は交通・アクセスとコミュニケーション・サービスの分野に要望が集中するので部会ほかヒアリングなどを十分に計画してほしいと述べました。