オリパラに向けた意見聴取で日盲連も提言

2014年12月10日

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたアクセシビリティ協議会の建築部会及び交通・アクセス部会(第2回)が、12月3日に新宿住友ビルで開かれ、行政やマスコミ関係者を含め、建築・公共交通業界関係者ら約230名が出席して、障害当事者からの意見に聞き入っていました。

 議事の「当事者団体からのニーズ調査」では、日盲連の大橋由昌情報部長が説明に立ち、基本的には新バリアフリー法に準拠した設計を望んだうえで、建物内での室内用点字ブロックの設置や音声案内の充実、各種誘導用設備の全国的な統一などを訴えました。また、わかりやすいトイレの工夫のほか、公共施設における盲導犬のトイレ設備の充実の必要性も述べました。

 発言した団体は、次の通りです(説明順)。全日本ろうあ連盟、日本盲人会連合、日本身体障害者団体連合会、全国脊髄損傷者連合会、DPI日本会義、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全国老人クラブ連合会、日本補助犬協会、全国盲ろう者協会の9団体。