共用品推進機構でトイレ・音案内検討委開催

2014年10月2日

 平成26年度第1回トイレ・音案内(TC173/SC7/WG3・WG6)検討委員会が、9月29日、東京都千代田区の共用品推進機構で開かれ、平成26年度事業計画のほか、トイレ操作部や公共空間の音案内に関する国際標準化の進捗状況などについて討議しました。

 本研究会は、ADの体系的技術の一つとして、「公共トイレにおける便房内操作部の形状、色、配置及び器具の配置(JIS S 0026)」を踏まえて、国際標準案(ISO規格原案)を検討・作成し、国際標準化を目指すことを目的としています。

 日盲連からトイレの押しボタンなどについて、はっきりと分かりやすく統一した形状と配列を強く要望していた点に関しては、「国内新規要望」として提起されました。今後、トイレメーカー業界の日本衛生設備機器工業会UD委員会などと、意見調整がなされます。なお、検討委の委員長には、髙橋儀平東洋大学教授が選ばれました。