点字技能検定試験の第1回運営委開催

2014年4月30日

 厚生労働大臣認定「日盲社協社内検定試験(点字技能師)」の平成26年度第1回運営委員会が、4月23日(水)に日盲社協会館にて開かれ、(1)平成25年度試験結果報告、(2)同収支決算(案)報告、(3)平成26年度収支予算(案)・スケジュール(案)等を審議しました。

 試験結果では、東京・大阪・札幌の3会場で68名が受験し、14名が合格(点字使用者5名、墨字使用者9名)。合格率は、20.6%でした。

 今年度のスケジュールは、6月中旬に試験要項を配布し、7月1日から申し込み受け付け開始、11月16日(日)に東京・大阪・福岡の3会場で試験を実施する予定です。

 席上、年々受験者数の減少が続いていることの対応策が話され、日盲社協加盟施設などへの働きかけを強化すること、盲学校長会などで点字技能師の意義を伝えること、日盲連の情報誌などに取り上げてもらうことなどを改めて確認しました。

 なお、委員は、木塚泰弘日本点字委員会会長、込山光廣視覚障害者支援総合センター所長、高橋秀治日盲社協理事長、三谷照勝全国盲学校長会会長、そして竹下義樹日盲連会長(大橋由昌情報部長が代理出席)の5人です。