第12回バリアフリーネットワーク会議開催
2015年1月21日
平成26年度第2回「全国バリアフリーネットワーク会議」(通算第12回)が、1月16日に東京・霞が関の中央合同庁舎第3号館で開かれ、秋山哲男委員長(中央大学研究開発機構教授)の進行により、関係団体等における取組紹介の後、各団体代表委員から意見発表がありました。
団体紹介を行ったのは、DPI日本会議(今西正義氏)、日本発達障害ネットワーク(橋口亜希子氏)の2団体です。他の参加当事者団体は、日本身体障害者団体連合会、全日本ろうあ連盟、全国脊髄損傷者連合会、全国手をつなぐ育成会連合会、全国老人クラブ連合会、全国精神障害者団体連合会です。
日盲連からは、大橋由昌情報部長が出席し、
(1)ラウンドアバウト(環状交差点)の問題点を指摘、
(2)トイレの便房内における音声ガイドなどのJISの充実、
(3)高さ2.5mmの室内用点字ブロックの普及、
(4)iBeaconなどの電波発信機を用いた誘導システムの検討などを強く訴えました。
また、鉄道・バス・タクシー業界などからの委員から発言がないことに対して、会議の持ち方についての要望も出されていました。