第23回チャレンジ賞・サフラン賞受賞者

2025年7月17日

 社会福祉法人視覚障害者支援総合センターが、職業自立して社会貢献を目指す若い視覚障害者に贈る、チャレンジ賞・サフラン賞の第23回受賞者は次の通りです。

 チャレンジ賞受賞者は木村敬一氏(34)です。東京ガスサステナビリティ推進部の職員として、「パラスポーツを通した共生社会の実現」を目標に、講演会やイベント出演等の発信業務、社内における共生社会推進活動に従事されるとともに、パラ水泳日本代表として金メダルをはじめ多くのメダルを獲得された活躍に加え、テレビ出演や著書出版といった様々なメディアを通じて、積極的に共生社会の実現に向けて貢献されている点が評価されました。

 サフラン賞の受賞者は前北奈津子氏(40)です。認定NPO法人神戸アイライト協会の職員として、相談業務に従事されるとともに、副理事長として法人運営に携わられているのに加え、視覚障害をもつ医療従事者の会(ゆいまーる)の副代表として、中途視覚障害の医療従事者に対する相談活動に取り組まれており、中途視覚障害により小児科看護師を離職されても、機能訓練を経て大学へ編入学し、国家資格を取得して再就職され、障害者福祉の増進に貢献されている点が評価されました。