第21回チャレンジ賞・サフラン賞受賞者 

2023年6月29日

 社会福祉法人視覚障害者支援総合センターが、職業自立して社会貢献を目指す若い視覚障害者に贈る、チャレンジ賞とサフラン賞の第21回受賞者が決定しました。
 
 チャレンジ賞受賞者は岸本将志氏(39)。合同会社フロッグワークスの代表社員兼技術担当として、視覚障害者向けICTサポート事業やアクセシビリティに配慮したWebサイト制作、視覚障害者向けICT機器の設定・販売等に従事するとともに、視覚障害当事者への理解促進や就労環境改善に寄与する無料アプリの開発やWebシステムの構築に貢献している点が評価されました。
 
 サフラン賞受賞者は鈴木祐花氏(32)。福島県庁保健福祉部障がい福祉課の副主査として、障害者の芸術作品展の企画や身体障害者補助犬の育成貸与事業等に従事するとともに、個人としても盲導犬への理解促進のための講演活動やNHKナビ・ラジオのコラム担当といった活動に加え、視覚障害者としての福島県職員第1号となり、後進の職域拡大に貢献している点が評価されました。