ハンセン病資料館 企画展のご案内

2022年12月21日

 国立ハンセン病資料館では、企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」が行われます。
 1953年、らい予防法闘争のさなか刊行された大江満雄編『いのちの芽』(三一書房)は、全国8つのハンセン病療養所から73人が参加した、初めての合同詩集です。隔離政策の不条理に直面しながらも外部社会に向けて希望・連帯・再生を希求する新たな文学の姿を、同展では「ハンセン病文学の新生面」としてとらえ直すことを目指しています。
 関連イベントとして、コンサート、講演会、朗読会、ギャラリートーク(オンライン・対面)が行われます。詳細はホームページ(https://www.nhdm.jp/events/list/4942/)をご参照ください。

 〈見どころ〉
 ・高知県立文学館所蔵の大江満雄宛書簡より、『いのちの芽』参加者の自筆書簡を初公開
 ・幻となっていた詩集『いのちの芽』を70年ぶりに復刊
 ・多彩なゲストを迎えた関連イベントを開催

 会期:2023年2月4日(土)~5月7日(日)
 会場:「国立ハンセン病資料館」企画展示室(東京都東村山市青葉町4-1-13)
 交通アクセス:西武池袋線「清瀬駅」南口より西武バス「久米川駅北口行き」で約10分「ハンセン病資料館」停留所下車すぐ
 休館日:月曜および「国民の祝日」の翌日(月曜が祝日の場合は開館)
 入館無料

 関連イベントの申し込み:2023年1月4日(水)正午から受付開始
 事前申込制
 参加費無料

 問い合わせ先:国立ハンセン病資料館
 電話:042-396-2909
 FAX:042-396-2981
 Eメール:pr@nhdm.jp

 ※都合により会期の変更、内容の変更、入場制限または予約制の導入を行うことがあるので、来館の際はホームページで最新情報の御確認ください。