第20回チャレンジ賞・サフラン賞受賞者
2022年6月29日
社会福祉法人視覚障害者支援総合センターが、職業自立して社会貢献を目指す若い視覚障害者に贈る、チャレンジ賞とサフラン賞の第20回受賞者は次の通りです。
チャレンジ賞受賞者は大前雅司氏(37)です。和歌山県橋本市立隅田中学校教諭として、社会科の授業や進路指導などの職務に従事されるとともに、「全国視覚障害教師の会」では副代表として教職志望の視覚障害学生の支援にも携わり、また、個人としても視覚障害者のICT機器の利用をサポートするボランティア活動に貢献されている点が評価されました。
サフラン賞受賞者は鈴木沙耶氏(37)です。太陽生命保険株式会社IT企画部IT企画課の職員として、業務系システムのID管理、営業職員貸し出し用携帯端末の管理といった業務に従事されるとともに、個人としても事務職に従事する視覚障害者同士の情報交換会、研修会の運営に取り組むことで当事者同士の人脈形成や就労上の課題共有・問題解決に貢献されている点が評価されました。