読書バリアフリーコンソーシアムHP開設

2022年4月26日

 文部科学省では、「図書館における障害者利用の促進」事業において、組織の枠を超えた関係者間の連携体制を構築し、読書バリアフリー基本計画に基づく施策を効率的かつ効果的に推進するため、地域等において、公立図書館、学校図書館、大学図書館、点字図書館等の様々な図書館や関係行政組織・団体等が連携した「読書バリアフリーコンソーシアム」を設置し、物的・人的資源の共有をはじめとした様々な読書バリアフリーの取組を行う委託事業を実施しています。

 本事業に基づき設置した「学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム」では、学校図書館等におけるアクセシブルな書籍等の共有を目指し、アクセシブルな図書・教材を効率的に製作、共有する仕組み等の検討や、図書・教材のアクセシビリティ保障に関する先進的な取組の集約を行い、その成果をウェブサイト「進めよう、豊かな読書活動(https://accessreading.org/conso/)」で公開しています。

 このウェブサイトでは、主に次の3つのテーマについてわかりやすく解説されています。

1.著作権法第37条による複製・翻案・提供に関する情報提供

2.読書バリアフリーに関する先進的な取組事例の紹介

3.図書・教材のアクセシブル化や学校図書館間の共有に関するFAQ

 学校や学校図書館における読書バリアフリーの取組の参考にぜひご活用ください。