仙台市視障協設立70周年記念行事開催される

2018年12月6日

 仙台市視覚障害者福祉協会(高橋秀信会長)が、12月2日、来賓・ボランティアを含め80余名の参加者で、市内のホテルを会場に、三部構成からなる協会設立70周年記念行事を行ないました。

 第一部の「記念式典」では、これまでの会員物故者への黙祷の後、同会の歩み、日盲連結成時の宣言文を交えた高橋会長の挨拶、音訳・点訳ボランティアへの感謝状贈呈、会員・職員功労者への表彰が行われ、郡仙台市長(代読)をはじめとする来賓の方々からご祝辞をいただきました。

 第二部の「記念講演」では、仙台市障害者就労センター所長で同会会員でもある金子光宏氏から、「未来につながる視覚障害者福祉~障害者福祉の70年の歴史を通して~」という演題で、ユーモアを交えながらも大変参考になるお話をいただきました。

 第三部の「祝賀会」では、以前の同会情報誌に収録されていた及川久雄前会長(今年9月に逝去)の懐かしい声を聞き、会員のピアノ演奏をバックに及川前会長を偲び、その後はカラオケで盛り上がりました。最後に万歳三唱で締めくくり、これからの10年に新たなる一歩を踏み出すべく、参加者全員が気持ちを一つにし、盛会のうちにすべての行事を終了しました。