視覚障害認定基準見直しの審査会開催

2018年1月24日

 1月15日、厚生労働省は「第8回疾病・障害認定審査会身体障害認定分科会」(分科会長・中村耕三東京大学名誉教授)を開催し、視覚障害の身体障害認定基準の改正案ついて審議し、改正案は提案通り了承されました。
 視覚障害の認定基準については、昨年1月から12月にかけて、日本盲人会連合竹下義樹会長が構成員として参加した「視覚障害認定基準に関する検討会」において、現行基準の見直しを検討していました。12月27日に検討会が終了し、報告書として取りまとめられ、改めて本審査会において審議されました。これにより、現在、1級の認定基準は「両眼の視力の和が0.01以下」とされてきましたが、「良い方の視力が0.01以下」に改められ、他の等級も同様に改められます。
  詳しくは、点字JBニュース第6368号(2018年1月9日付)に掲載しています。新しい基準は、平成30年度、周知期間を経て、同年秋以降から適用されます。当日の資料は、厚労省ホームページ(http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=239867)にて公開されています。