社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　１１月３日、東京都墨田区で開催された第１２回サイトワールド内で、社会福祉法人日本点字図書館・公益財団法人共用品推進機構主催による、第２回 目が見えない・見えにくい私だから考え付いた「とっておきのアイディア」コンテスト表彰式が行われました。

　このコンテストは、障害をもった自分たちがアイデアを出すことで本当に使いやすい商品が生まれるのではと、そのアプローチを変えた意欲的な取り組みです。

　盲学校の部には２９名３４作品、一般の部には５５名９０作品のアイデアが寄せられました。最優秀賞受賞者と作品は次の通りです。

　盲学校の部は、愛媛県立松山盲学校中学３年生、宇佐亮さんの、屋外に出た時、遮光眼鏡にかけ替えることなく、ボタン一つで好みの見え方になり、さらに見えにくいものも言葉で説明してくれる「ワールドワイドグラス」（ＷＷＧ）。

　一般の部は、神奈川県の石川修さんの醤油とわさびが一つのシートになっていることで刺身の上にのせたり、寿司のご飯とネタの間に挟んだりして手を汚さず適量の味付けができる「お醤油シートわさび味」。