第14回チャレンジ賞・サフラン賞受賞者決定

2016年6月23日

 社会福祉法人視覚障害者支援総合センターが、職業自立して社会貢献を目指す若い視覚障害者に贈る、チャレンジ賞とサフラン賞の第14回受賞者が決定しました。

 チャレンジ賞を受賞する片岡亮太氏(31、全盲)は、2007年、上智大学文学部社会福祉学科を主席で卒業した後、和太鼓奏者・パーカッショニストとして、コンサート・ライブ・講演・定期指導等を日本全国および米国で数多く実施しており、また、2014年には静岡県立沼津視覚特別支援学校の学校評議員に就任、校長の諮問機関として助言を行っています。

 サフラン賞の石田由香里氏(26、全盲)は、2015年英国・サセックス大学大学院修士課程のかたわら、視覚障害者としては初めて、外務省NGOインターン・プログラムに採用され、特定非営利活動法人アイキャン(ICAN)の職員として、フィリピンに勤務、現在は、特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)職員として、障害者の生活環境を向上させる開発プロジェクトの専門家として活動を続けています。