第40回全視情協徳島大会が開催

2014年10月24日

 第40回全国視覚障害者情報提供施設大会IN徳島が、10月23日にホテルクレメント徳島を会場に開かれ、「次世代の情報提供のあり方を考える~障害者権利条約における情報保障の理念実現に向けて~」をテーマに、全国から点字図書館関係者など200人が参加し、初日は3分科会に分かれて研修しました。
 第1分科会「情報アクセシビリティにおける新たな潮流について」では、「障害者権利条約と視覚障害者等の情報保障について」と題して障害者政策委員会委員長の石川准氏(静岡県立大学教授)、国際デイジーコンソーシアム理事河村宏氏(支援技術開発機構副理事長)が「障害者権利条約とマラケシュ条約、及び日本の著作権法の関係について」を解説しました。
 第2分科会「高めよう!職員の点字力」では、点訳資料校正基準の改訂や、日本点字委員会の動きについてなどの討議を行いました。
 第3分科会「語り合おう!音訳・録音の疑問や悩み」では、担当者同士の率直な意見交換がなされました。夜の交流会では、阿波踊りの一連が会場を乱舞するなど、久米清美徳島県身体障害者連合会会長をはじめとして、大会事務局の徳島県立障害者交流プラザ関係者の熱い「おもてなし」の心を感じさせる宴でした。