第15回神奈川県視覚障害者福祉大会開催

2014年7月2日

 6月29日、横須賀市総合福祉会館においてNPO法人神奈川県視覚障害者福祉協会の「第15回神奈川県視覚障害者福祉大会」が開催され、県内から関係者約190名が集いました。

 「社会参加しやすい法の整備を!」「急ごう!バリアフリーの環境整備」「守ろう職域!生活できる就労の促進拡大」「広めよう!ロービジョンの理解と対策」のスローガンのもと、日ごろの問題に対して意見交換を行なう事により、視覚障害者も共に暮らせるバリアフリー社会実現と会員相互の親睦・交流を深めることを目的として、毎年県内を輪番で開催しています。
 開会式典では、主催者・来賓のあいさつの後、援護功労賞、内助功労賞(やまゆり賞)の2名が表彰されました。記念講演では障害者権利条約と私たちの暮らしをテーマに、日本盲人会連合国際委員会事務局長の指田忠司氏が行いました。
 分科会では生活、バリアフリー、職業・経済、ロービジョンの4分科会を実施。各市町村から出された問題に対して熱心な検討が行われました。助言者も鉄道・バス会社をはじめとし、地元横須賀市の関係者も多く参加し有意義な内容となりました。

 閉会式典では、分科会報告の後、宣言、決議が発表され満場一致で採択されました。