令和2年11月号
すべて通して聞く (76分55秒)
タイトル別
はじめに~Discover your World!&内容紹介~ (7分19秒)
朝目覚めるたびに寒さが近づいてくるのが肌で感じられ…秋が深まり、そして冬の訪れを感じるようになってきましたね。
秋になるとなぜか「世界記録」という言葉を耳にすることがあります。そう、11月は「世界一」の記録を調査・認定する「ギネス世界記録の日」がある月。この日は、「挑戦する人々を応援し、讃えよう!」という想いから始まりました。
1.風を感じて、耳を澄まして、都立公園の四季を感じてみよう!~西武・武蔵野パートナーズでの点字マップ作成の取り組み~(14分42秒)
出演:西武・武蔵野パートナーズ 都立武蔵野公園サービスセンター 可瀬安見氏
忙しい毎日で季節の移ろいに気がつかないことはありませんか?特に今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出を控えてお家で過ごすことが多くなり、さらにマスクによって、いつも以上に季節を感じにくくなってしまいましたね。そんなコロナ禍の中、その魅力を再確認された場所があります。それが「公園」。『3密を避ける・人との間隔は2メートル開ける・食事は屋外で』といった新しい生活様式において、「公園」はこのコロナ禍の生活から少しだけ開放させ、メンタルヘルスを保つ場所として、利用者も増えました。しかし、視覚障害者にとって公園は、少し足を運びにくい場所です。平成18年12月に施行されたバリアフリー法によって都市公園のバリアフリー化も進められ、様々な整備がされてきましたが、点字の園内説明パンフレットや点字マップが用意されている公園は、まだまだ少ないのが現状です。
「だれでも安心・快適」に公園を利用していただきたいという想いから、視覚障害当事者も安心して公園に行けるようにするため、西武・武蔵野パートナーズで管理されている、東京都内にある3か所の公園で「点字マップ」が作成されました。声のひろばでは、この「点字マップ」の作成に関わってきた西武・武蔵野パートナーズ 都立武蔵野公園サービスセンターの可瀬安見さんに「点字マップ」が作られたきっかけ、それぞれの公園の魅力についてお話を伺います。
【写真の説明】時計回りに点字マップチラシ、インタビューの様子、点字マップ
今回、ご紹介した「点字マップ」は、西武・武蔵野パートナーズが管理する都立野川公園・都立武蔵野公園・都立武蔵国分寺公園の3か所で利用することができます。「点字マップ」についてお問い合わせは、各公園のサービスセンターまでどうぞ!
【お問い合わせ】
むさしのの都立公園(指定管理者:西武・武蔵野パートナーズ)
公式サイト:https://musashinoparks.com/
〔都立野川公園サービスセンター〕電話:0422-31-6457
〔都立武蔵野公園サービスセンター〕電話:042-361-6861
〔都立武蔵国分寺公園サービスセンター〕電話:042-323-8123
2.全国ロービジョンセミナー~IT技術の進歩とともに視覚障害者に寄り添い歩んできた日本視覚障害者職能開発センターの40年~その2(2分31秒)
出演:日本点字図書館 館長 長岡英司氏、日本盲人福祉委員会 常務理事 指田忠司氏
今から40年前、視覚障害者が一般の人と共に働くことを目指し、日本視覚障害者職能開発センターは、松井新二郎氏によって創設されました。「視覚障害者の仕事といえば三療」と言われるほど、あん摩さんの仕事に就くことが多かった時代に、新たな職域を求め、創設者の松井氏はカナタイプの普及と指導者養成事業を始めました。それから現在に至るまで、利用者ひとりひとりの意向を尊重しながら、訓練・支援を行い、視覚障害者の社会参加の促進を図ってきました。そんな日本視覚障害者職能開発センターでは、毎年、全国ロービジョンセミナーを開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症の全国的な流行により今年はオンラインで9月26日に「全国ロービジョンセミナー『技術の進歩と日本視覚障害者職能開発センターの40年』」が開かれました。セミナーは、午前と午後の2部構成となり、午前の部に3講演、午後の部に1講演、そして『視覚障害者の働く可能性を広げるICT―その条件は?―』をテーマに音声読み上げソフトユーザー3名が登壇し、パネルディスカッションが開かれ、予定数を大幅に超える参加者があり盛況のうちに幕を閉じました。今回は、午前の部に行われた日本点字図書館館長 長岡英司氏、日本盲人福祉委員会 常務理事 指田忠司氏の2講演をお届けします。
【写真の説明】左から日本点字図書館館長 長岡英司氏、日本盲人福祉委員会 常務理事 指田忠司氏
講演2「IT活用の進展と就労の可能性の拡大」
日本点字図書館 館長 長岡英司氏 (16分15秒)
(出典)先人の声 -歴史を築いた50人 日本点字図書館創立70周年記念CD-
講演3「視覚障害者を取り巻く社会環境の変化とICTを活用した就労」
日本盲人福祉委員会 常務理事 指田忠司氏 (11分41秒)
【ティーブレイク】「視覚障害者スポーツ講演会」のお知らせ (2分32秒)
「視覚障害者スポーツ講演会」が、日視連スポーツ協議会主催でオンライン開催されます。この講演会では、筑波大学オリンピック・パラリンピック総合推進室 室員で、前筑波大学理療科教員養成施設長の宮本俊和先生による講演「我が国の視覚障害者スポーツの現状と課題」を実施するとともに参加者との意見交換を行います。
[開催概要]
開催日 令和2年11月22日(日) 13時30分~15時30分
方法 Zoom(オンライン)
参加費 無料
定員 90名(先着順) ※定員に達し次第、受付を終了
[申し込み方法]
11月13日 (金)までに、1.所属団体名、2.氏名、3.メールアドレス、4.携帯電話番号を記載の上、Eメールアドレスjim@jfb.jp までメールをお送りください。
【お問い合わせ、お申し込み】
日視連 組織部団体事務局
電話:03-3200-0011
[内線番号]6番
E-mail:jim@jfb.jp
3.日視連 用具ステーション(6分23秒)
出演:日視連 用具購買所 小川敏一職員
【写真の説明】今回、ご紹介した[GRUS(グルス)ボイスクッキングスケール」。
上皿に量りたい物を乗せると重さを音声で読み上げます
【お問い合わせ】
日視連 用具購買所
電話:03-3200-6422
FAX:03-3200-6428
E-mail:yogu-toi@jfb.jp
4.言葉の船出 (8分04秒)
出演: 日視連 相談役 竹田寿和さん
おわりに~美食の秋に美味しいワインを~ (5分28秒)
【写真の説明】栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭の様子。
山奥の急斜面にある葡萄畑には、多くの人が訪れ、毎年賑わいをみせます
日視連 声のひろば奥付&著作権について (1分56秒)
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編集:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 情報部
電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp
発行:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
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