第3回点字考案200年記念事業 記念講演会inサイトワールド2023

2023年9月6日

開催趣旨

 ルイ・ブライユが6点点字を考案してから2025年で200年をむかえる。この節目の年に向けて、点字の現代的意義を再確認するとともに、今後の可能性を広げるための研究・開発等を推進することを目的とする。

主催

点字考案200年記念事業推進委員会

構成団体
1)社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
2)社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
3)社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会
4)特定非営利活動法人 日本点字普及協会
5)特定非営利活動法人 全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会 
6)日本点字委員会

後援

毎日新聞社点字毎日
全国盲学校長会
特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会
特定非営利活動法人日本点字技能師協会

日時

2023年11月3日(金・祝)13:30~15:30(開場:13:00~)

会場

すみだ産業会館 9階第1・第2会議室

◎YouTubeでの配信先
https://www.youtube.com/live/YkhnfB-592Q

◎会場 すみだ産業会館 9階第1・第2会議室
 (〒130-0022 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号 墨田区・丸井共同開発ビル)

【交通アクセス】
・JR・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」徒歩3分


※資料のダウンロードはこちらから

内容(プログラム)

開会 13:00

1) 開会挨拶 13:30~13:40

2)第1部 講演会 13:40~14:25

「アメリカ開催の“Getting In Touch With Literacy”の事前発表会」

【発表者】

渡辺哲也氏(新潟大学教授)

 1993年、北海道大学大学院生体工学専攻修了。1994年から障害者職業総合センター研究員、Windows用スクリーンリーダ「95Reader」を開発。2001年から国立特別支援教育総合研究所研究員、漢字の詳細読み「田町読み」を開発。2009年から新潟大学工学部准教授、2020年から教授。触地図作成システム「tmacs」を開発、これを用いた触地図提供サービスの運用により「障害者の生涯学習支援活動」文部科学大臣表彰を受賞。


南谷和範氏(大学入試センター教授)

 独立行政法人大学入試センター研究開発部所属。専門は福祉工学、教育工学。文部科学省障害のある学生の修学支援に関する検討会第3期委員。障害のある受験者のための試験環境改善の研究をしている。近年は、視覚障害者の情報・文化アクセスや視覚障害児の教育環境を3Dプリンタを活用して充実させる取り組みを推進している。


奥野真里氏(全国視覚障害児・生徒用教科書点訳連絡会事務局長)

 2009年より日本ライトハウス情報文化センター点字製作係勤務。
地域の小中学校でインクルーシブ教育を受けている児童・生徒のための点字教科書の製作に携わる。現在、NPO法人全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会事務局長を務める。同会では、全国の教科書・教材点訳に関わるボランティアグループ、施設団体に向けたセミナーの企画、教育委員会や学校からの教科書点訳に関する問い合わせ・相談への対応、教科書製作グループの調整等を行っている。


3) 第2部 講演会 14:30~15:25

「日本における中途失明者、児童・生徒に対する点字指導のあり方を考える」

【報告者】

牟田口辰己氏(「点字学習指導の手引き」編集委員会主査)

 昭和50年4月から国立福岡視力障害センター(3年)、筑波大学附属盲学校小学部(24年)、国立特殊教育総合研究所(2年弱)を経て、平成15年11月から広島大学大学院教育学研究科で視覚特別支援学校の教員養成を担当、平成30年3月定年退職。現在は、私大数校で特別支援教育(視覚障害)の非常勤講師を務める。著書に「盲児に対する点字読み指導法の研究 点字読み熟達者の手の使い方の分析を通して」(慶應義塾大学出版会,2017)。


渡邊寛子氏(福島県立視覚支援学校教諭)

 千葉県出身、先天性緑内障により生まれつき弱視、統合教育。大学4年間は点訳サークルで大学入試点訳を経験。出産後緑内障が悪化し、角膜移植後白内障を併発して失明。国立塩原視力障害センターで生活訓練を受け、県立高校から福島県立視覚支援学校高等部国語科教諭として転勤復職。点字使用20年目。図書部長。点字導入や切り替え・併用の指導に携わる。日本点字委員会会友、日視連女性協議会副協議会長、全国視覚障害教師の会役員、福島県視覚障がい者福祉協会副会長。


4) 閉会の挨拶 15:25~15:30

 

参加費・定員

参加費:無料

定員:80名(先着順、定員には付添者も含む)
   オンライン(YouTube)  無制限

会場参加申し込み方法

必要事項を記入の上、下記お申し込み先へ原則メールでお申し込みください。

なお、郵送、FAXでもお受けいたします。

【必要事項】 件名に「点字考案記念事業参加申し込み」と明記の上、「①氏名 ②所属機関 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤付添者の有無」をお知らせください。

【締め切り】 2023年10月20日(金)

       ※YouTubeの視聴は、申し込み不要

お申し込み、お問い合わせ先

点字考案200年記念事業推進委員会事務局
 〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2 日本視覚障害者センター内
 メール:tenjikouan200@jfb.jp
 FAX:03-3200-7755
 電話:03-3200-0011(平日9:00~17:00)

ご寄附のお願い

 関係6団体で構成した点字考案200年記念事業推進委員会は、2025年の点字考案200年という大きな節目の年に向けて、点字の普及と拡大に向けて継続的に記念事業を展開してまいります。この記念事業のさらなる充実を目指し、当推進委員会は、今後とも一層の努力をしてまいる所存ですが、より多彩な事業を企画・運営していくためには、皆様からのご支援、ご協力が不可欠です。
 つきましては、当推進委員会の事業にご理解とご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

令和5年11月吉日
点字考案200年記念事業推進委員会 委員長 竹下義樹

【記念事業寄附金振込先】
銀行名 : みずほ銀行
支店名 : 高田馬場支店
預金種別 : 普通預金
口座番号 : 4182320
口座名義人 : 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 点字考案200年記念事業推進委員会
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