あはき法19条を死守する

2016年10月12日

 昭和39年に視覚障害マッサージ師の経済的地位を確保するため、晴眼者のためのあん摩マッサージ指圧師(以下、「あマ師」といいます)養成施設の設置ないし増員を制限する規定を設けました。そして、今日まで約50年間、あマ師養成施設の新・増設は1件も認められませんでした。

 ところが、本年2月に厚労大臣と文科大臣が平成医療学園のあマ師課程新設の申請を不認定としたことから、仙台地裁、東京地裁及び大阪地裁に裁判を提起しました。

 私たちは、未だ視覚障害あマ師は経済的に困窮し、極めて不安定な経済的地位に置かれていることを踏まえ、あはき法19条を死守し、平成医療学園が提起した訴訟が不当なものであることを裁判所に伝えるとともに、国民に対しても、視覚障害あマ師が置かれた実情を理解していただくための運動を進めなければなりません。

 日盲連は、その運動を視覚障害関係団体の結集によって「オール視覚障害者」の体制で運動を進めるつもりです。そのために、広く関係団体に連帯を呼びかけました。今後、幅広い運動によってこの訴訟の不当性、視覚障害あマ師が置かれた現状を訴えていきたいと思います。

 そのためには、多額の運動資金が必要となります。ぜひ多くの皆さんからこの取り組みに賛同していただき、今後取り組む署名活動にご協力いただくとともに、資金面でのご支援をも心からお願いします。今後カンパの呼びかけを開始しますので、その際はよろしくお願いします。