弱視問題にどう取り組むか
2016年9月8日
日盲連は視覚障害者全般の問題を解決するための団体です。決して全盲の方の問題にだけ取り組むわけではありません。毎年の運動方針や事業計画にも弱視問題を掲げています。しかし、これまでは継続的で組織的な取り組みはできているとは言えません。平成26年度まで情報部長を務めていた大橋さんが意識的に取り組んでくれたことがきっかけとなり、弱視問題と継続的に取り組むようになりました。そうした流れを断ち切ることのないようにしなければなりません。
そこで、本年度は弱視者問題研究会などとの懇談会を2度にわたり開催し、さらにはマラケシュ条約の批准に向けた国内法の整備を進めるためにDPIとの連携をも進めています。今後は、日盲連内部に弱視問題に関する懇談会を開き、さまざまな課題に積極的に取り組んでいきたいと思います。