「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」の開催
【写真】要望事項を発言する三宅常務
令和7年1月28日、超党派の国会議員が集まる「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」が参議院議員会館で開催され、本連合の三宅隆(常務理事)が出席しました。
議題1「手話に関する施策の推進に関する法律案の各党内手続きの進捗状況について」では、各党の取り組み状況の報告がありました。
議題2「読書バリアフリー法・基本計画の第二期策定について」では、基本計画のパブリックコメントが1月29日より始まることの報告がありました。三宅常務理事からは、基本計画を全国の自治体で早期に作成させること、特に中核市での作成を早めること等を要望しました。
議題3「読書バリアフリー法、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法の予算状況について」では、各府省庁の担当者より令和7年度予算案に基づく取り組み状況の説明があった。説明後の意見交換では、三宅常務理事から次の要望を行いました。まず、昨年、総務省が電子投票の際に用いる端末の指針において音声機能を付加することを要件から外したことにより、令和6年12月に大阪府四條畷市長選では、音声機能が付いていない電子投票端末が用いられたことを問題視し、総務省に対して、これらの端末を開発するメーカーに音声機能を付けることを総務省から指導することを要望しました。また、スマートフォン等のICT機器の操作方法を視覚障害者が学ぶための支援体制を構築すること、テレビの緊急放送の字幕の読み上げを徹底させること等を要望しました。