令和元年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰

2020年1月6日

 12月26日、内閣府より令和元年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰が発表され、日本視覚障害者団体連合が推薦した「株式会社 システムギアビジョン」が内閣府特命担当大臣表彰奨励賞を受賞しました。

 同社は、長年にわたり日本国内での視覚障害者用拡大読書器の普及に取り組み、日本人にあった読書器の企画・開発、ユーザーの声を活かした製品開発等が評価され、今回の受賞に至りました。

【右写真の説明】
授賞式にて、受賞者に祝意と謝意を述べる安倍晋三 内閣総理大臣

 授賞式は、安倍晋三 内閣総理大臣、衛藤晟一 内閣府特命担当大臣、大塚拓 内閣府副大臣の御臨席の下、同日に総理大臣官邸で開催され、安倍総理からは受賞者への祝福と感謝の言葉と共に、来年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、日本が世界に向けてユニバーサルデザインを発信していきたい旨の感想が述べられました。
 なお、内閣総理大臣表彰は、視覚障害者(児)向けの共遊玩具の開発・普及に取り組んだ「一般社団法人 日本玩具協会」が受賞しました。また、内閣府特命担当大臣表彰奨励賞では、視覚障害者向けメイクセミナーの開催や化粧品の内容判別用のタッチマークシールの開発に取り組んだ「株式会社 ファンケル」、横浜市内の福祉のまちづくりの推進の一環で視覚障害者向けに触る地図を発行している「特定非営利活動法人 横濱ジェントルタウン倶楽部」が受賞しました。

【写真の説明】記念撮影の様子

【写真の説明】衛藤晟一 内閣府特命担当大臣(中央)

【写真の説明】大塚拓 内閣府副大臣(左)

【参考】
 首相官邸ニュース:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201912/26bf_hyosho.html
 内閣府:https://www8.cao.go.jp/souki/barrier-free/hyousho.html