音声コードに関する都道府県及び政令指定都市への要望書提出について
10月3日、日盲連は全国の加盟団体に対して、都道府県及び政令指定都市に対する標記要望書(資料1参照)の提出を依頼する要請文書(資料2参照)を発出しました。視覚障害者の利便性に配慮した情報提供のあり方を求める要望書になり、各地で運動を行うためのものとなります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。
資料1 要望書(案)
〇〇〇発第 号 平成30年〇月〇日 〇〇〇知事 〇〇〇〇 殿 社会福祉法人 日本盲人会連合 要望書(案) 視覚障害者の福祉の増進、とりわけ視覚障害者の情報保障のための諸施策を講じていただいていることに敬意を表し、心から感謝申し上げます。 1 SPコード、Uni-Voiceといった「音声コード(※1)」を刊行物あるいは公的機関から配布される文書に添付するだけでは、視覚障害者全体にとって的確な情報保障とはなりえないので、たとえ「音声コード」を添付する場合でも、点字・録音及び拡大文字などの媒体による情報保障と併せて情報提供をするようにしてください。 2 前記の「音声コード」を添付する場合には、必ず当事者団体の意見を聴取した上で、その妥当性を判断してください。なお、これらの情報保障に係わる機器やシステムの開発においても、必ず当事者の意見を聴取してください。 (※1)視覚障害者用活字文書読み上げ装置等を用いて、文字情報を読み取るために紙に印刷されたバーコード状の模様を指す |
資料2 日盲連加盟団体への要請文書
日盲連発第105号 平成30年10月3日 日盲連 加盟団体長 各位
社会福祉法人日本盲人会連合 音声コードに関する 平素は本連合の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 (※1)音声コード(SPコード、Uni-Voiceなど) 視覚障害者用活字文書読み上げ装置等を用いて、文字情報を読み取るために紙に印刷されたバーコード状の模様を指す。 |