より広く「声かけ・サポート」を定着するために
JR東日本は、9月3日から、2018年度「声かけ・サポート」運動強化キャンペーンを全国の交通事業者76社局ならびに日本盲人会連合をはじめ関係する6団体と連携しスタートしました。
当日には、JR東京駅「動輪の広場」にて2018年度「声かけ・サポート」運動強化キャンペーンのキックオフイベントを開催し、鉄道事業者22社局ならびに日本盲人会連合を含め関係4団体が参加しています。
「声かけ・サポート」運動は、鉄道事業者が連携し、困っている利用客へ社員より声かけをする、また困っている方に対して他の利用客にも助け合いの声かけの協力を呼びかけるものです。今回は、「声かけ・サポート」運動の強化キャンペーンを実施することを、世間に広く周知することを目的として行われています。
3年目となる今回からは関東の九都県市首脳会議も参加し、鉄道駅にとどまらず、広く運動が展開され定着することを目指しています。
まず、JR東日本からキャンペーンの概要が説明され、今回のキャンペーンに協力する鉄道事業者ならびに団体紹介、続いて東京駅長、日盲連竹下義樹会長、九都県市首脳会議の代表者から挨拶がありました。
【右写真の説明】
「声かけ・サポート運動」のキャンペーンポスター
竹下会長は、これまでのキャンペーンにより、声をかけてくれたり移動の手伝いをしてくれる方が増えており、視覚障害者が安全・安心して鉄道駅を利用しやすくなってきていることに感謝すると述べ、視覚障害者だけでなくすべての人が安全・安心に利用できるよう、さらなる協力をお願いしたいと述べました。
【左写真の説明】挨拶をされる日盲連竹下義樹会長
【右写真の説明】「声かけ」のポイントを実演を交えながら説明する三宅隆情報部長
その後、日盲連三宅隆情報部長から、「声かけ・サポート」運動キャンペーンによる状況の変化を述べ、声かけや誘導についてJR東日本社員とともに実演を交えて説明しました。
最後に参加者全員で「広げよう!声かけサポート」と声を上げ終了しました。
【写真の説明】キックオフイベントに参加した関東の鉄道事業者22社局ならびに4団体のみなさんで「声かけ・サポート!!」の発声にあわせ、こぶしを挙げて記念撮影