読書バリアフリー法制定に向けて議員連盟設立

2018年4月17日

 4月11日、東京・永田町の参議院議員会館地下101会議室にて「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」の設立総会が開催されました。
【写真の説明】設立総会の様子

 この議員連盟は、「障害者権利条約」における全ての障害者のための情報アクセシビリティの保障やICTの利活用などの確保、また「障害者差別解消法」の合理的配慮として重要な理念である情報アクセシビリティの保障を具体化するための「読書バリアフリー法」を実現するために設立されたものです。

 総会では、超党派の衆参両議員が参集し、連盟会長に自民党の衛藤晟一参議院議員が選任され、法案の早期制定を目指すことを満場一致で採択されました。
 また、日本盲人会連合竹下義樹会長は、多くの出版物が発行される中で、より幅広く安定して出版物に視覚障害者がアクセスできるよう法の実現に尽力していただきたいと述べました。

 なお、4月13日に衆議院文部科学委員会で採択された著作権法の一部を改正する法律案に対する附帯決議に法制上の措置を講ずることが盛り込まれました。

【写真の説明】設立総会にて説明される竹下義樹会長


【写真の説明】向かって右から、滝波宏文参議院議員、衛藤晟一参議院議員、竹下義樹会長、福岡資磨参議院議員、三宅隆情報部長