平昌パラ日本代表結団式・壮行会を開催

2018年3月8日

 2月26日、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)にて「平昌2018パラリンピック冬季競技大会日本代表選手団結団式・壮行会」が開催され、日本盲人会連合からは伊藤和男副会長が出席しました。

 結団式ではパラリンピックに出場する日本代表選手団が紹介され、日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長より団旗の授与が行われました。その後、日本代表選手団の大日方邦子団長は「選手や関係者が一丸となり、前回のソチの大会を超えるメダル数を獲得したい。応援をお願いします」と挨拶しました。また、須藤悟主将は「パラリンピック冬季競技大会を重ねるごとに皆さんからの期待が高まっている。障害者スポーツを通じて、障害者への理解・啓発及びリハビリや障害者スポーツの競技環境を良くしていきたい。そのためにもより多くのメダルをとりたい」と決意表明しました。

 壮行会では、2月に開催された平昌オリンピックで日本が獲得したメダルが13個(金4、銀5、銅4)と、1998年長野五輪を上回る史上最多となったことを受け、来賓、応援者から「大会で生まれた熱い戦い、感動の数々をパラリンピックにおいても受け継ぎ、より多くのメダルを獲得して欲しい」など、多くのメッセージが送られました。平昌2018パラリンピック冬季競技大会は、3月9日に開幕予定です。

なお、視覚障害のある高村和人選手がクロスカントリースキーとバイアスロン(クロスカントリースキーにライフル射撃を組み合わせた競技)に出場する予定。

左が日盲連伊藤副会長、右が高村選手

伊藤副会長と高村選手