JR東日本、駅構内スタッフ向け体験セミナー

2017年10月13日

 JR東日本は、10月10日、東京ステーションシティ運営協議会加盟団体向けに、体験セミナーを東京駅にて開催しました。
 これは、同社が9月19日より実施している「声かけ・サポート運動強化キャンペーン」の一環として行ったもので、日本盲人会連合は同キャンペーンに協力団体として参加しています。

 今回は、東京駅で働く駅員、各種サービススタッフ、販売店の店員等に対して、視覚障害者への声かけやサポートに関する体験セミナーを行いました。

 当日は、日盲連より参加した後藤英信常務理事が同連合の活動について説明し、三宅隆情報部長は視覚障害者へのサポートについて講演を行いました。講演では、駅構内や商店等で視覚障害者が困っている実例を交えながら、視覚障害者への声かけや誘導方法等を紹介しました。

 また、セミナー終了後には、参加者が東京駅構内にて、強化キャンペーンの周知活動としてティッシュ配布を行いました。

 参加者からは、イベントを通じて「視覚障害者への配慮が分かり、これからの業務に役立てることができる」といった感想が寄せられました。