九州地方地震に対する義援金について(ご報告)

2016年8月5日

 平素は本連合の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、4月末よりお願いをしていました、九州地方地震に対する義援金についてご報告いたします。

1 第一次募集の締め切りが過ぎ、7月20日の中間取りまとめでは目標を大幅に上回る合計1054万円の義援金を頂戴しました。
ご協力をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。
 頂いた義援金は、被災された方々への見舞金、家屋の修繕費用、被災者が必要とする用具の購入費用の他、緊急支援に当たった現地の方々への費用に充てさせて頂いております。
 なお、義援金の募集は、6月30日の締め切り日をもって一旦終了させて頂き、引き続き支援が必要な場合には第二次募集の呼びかけをさせていただきたいと思います。また、皆様にお知らせしております振込口座は引き続き開設しておりますので、未送付の義援金などにつきましては引き続きご入金をお願いいたします。

2 現在の被災地の視覚障害者の状況をご報告いたします。
 熊本・大分の現地では、現在、一時避難所・福祉避難所への避難などの緊急避難段階から、仮設住宅への入居や生活再建などの段階に移行しつつあり、今後は長期的視点に立った支援が重要となります。
 しかし、仮設住宅に入居しても視覚障害者には周囲の状況もわからず、移動することが困難だという声が日盲連に届いています。
 周囲の自治体などから歩行訓練士を派遣するなど、制度上難しいと思われる支援も必要なことも明らかになっております。本連合としても引き続き熊本県視覚障がい者福祉協会及び大分県盲人協会並びに九州盲人会連合会と連携して、長期的視点で被災した視覚障害者の支援を機動的に実施したいと考えています。