ボディソープの識別表示 実施4社に感謝状贈呈
平成27年11月19日(木)と26日(木)、日盲連はボディソープの容器において視覚障害者に分かりやすい印を配置した商品を発売した企業4社に対して感謝状を贈呈しました。
各社の紹介(掲載は順不同)
対応商品は2015年11月現在の情報となります。贈呈者は鈴木孝幸副会長です。
花王株式会社 【対応商品】 |
ユニリーバ・ジャパン・ 【対応商品】 |
株式会社マンダム 【対応商品】 |
株式会社資生堂 【対応商品】 |
贈呈を行った各企業からは感謝の弁と共に、未対応の商品にも順次の推進を行い、引き続き視覚障害者が使いやすい商品の開発と販売が出来る様に努力をしていきたいとのコメントを頂きました。
ボディソープ、シャンプー、リンスの識別表示について
ボディソープの容器については、かねてより視覚障害者から形が似ているシャンプーやリンスの容器と識別がしづらいという意見があり、改善を求める声がありました。
その声を受け、日本国内における化粧品の製造販売業者等の連合体である日本化粧品工業連合会が主導をして、指で触って分かるようにボディソープの容器の側面か上部、又はその両方に「直線状の凸線の印」を配置すること推し進めました。そして、2014年には日本工業規格(JIS)に採用されたことを受け、容器に直線状の凸線の印がついたボディソープが市販される運びになりました。
この試みにより、ボディソープは直線状の凸線の印、シャンプーはギザギザの突起印、リンスの容器は印なしになり、視覚障害者が指で容器を触ることで内容の識別をすることが可能になりました。
【参考例】
【図に関する注意】
図は各商品を真横から見た位置になります。
色が変わっている部分が突起の場所になります。
突起がついている位置・内容は商品によって異なります。