第4回点字考案200年記念事業 in Sight World 2024

2024年10月25日

開催趣旨

1)2025年は、フランス人、ルイ・ブライユが6点点字を考案してから200年の節目の年にあたります。本会は、日本における点字普及を一層推進する立場から、点字にかかわる様々な事業を展開しています。

2)午前の部では、「触図」を中心に取り上げ、最新の状況及び今後の展開についてディスカッションを行います。点字資料において、触図の果たす役割が注目されるようになっている今、改めて触図の活用の意義と見通しについて、シンポジストからの問題提起を受けけることとします。その中で韓国の点字ディスプレイの開発状況、日本における教育や情報提供施設等における現状と課題について学ぶ機会とします。

3)また、午後の部では、現在の点訳作業に欠かすこのできない「パソコン点訳」について二人の識者にパソコン点訳の開発の歴史や今日までの経過等について講演をいただき、今後の展望について考える機会とします。

主催

点字考案200年記念事業推進委員会

構成団体
1)社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
2)社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
3)社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会
4)特定非営利活動法人 日本点字普及協会
5)特定非営利活動法人 全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会 
6)日本点字委員会

後援

毎日新聞社点字毎日
全国盲学校長会
特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会

日時

2024年11月1日(金)
 午前の部  10:30~12:30
 午後の部  13:30~15:30

会場

すみだ産業会館9階 イベント会場
 午前の部 会議室1・2
 午後の部 会議室4

◎会場 すみだ産業会館 9階第1・第2会議室
 (〒130-0022 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号 墨田区・丸井共同開発ビル)

【交通アクセス】
・JR・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」徒歩3分

 

参加費・定員

参加費:無料
定員:午前の部 80名
   午後の部 40名
※事前申し込み不要

内容(プログラム)

午前の部

テーマ【日本における点字普及の課題を考える~触図を中心に~】

10:30~10:35  開会挨拶
竹下義樹(点字考案200年記念事業推進委員会委員長、日本視覚障害者団体連合会長)

10:35~10:45  コーディネーターからの報告
奥野真里氏(全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会事務局長)

10:45~11:45  シンポジストからの発言
【発表者】
大内進氏(手と目でみる教材ライブラリー、星美学園短期大学日伊総合研究所客員研究員)
長岡英司氏(日本点字図書館理事長)
キム テス氏(金台守)(Dot Inc.(日本担当)アドバイザー)

11:45~12:30  ディスカッション


午後の部

テーマ【11月1日 今日は日本点字134歳の誕生日~パソコン点訳~】

13:30~13:35  趣旨説明
  高橋恵子(日本点字普及協会理事長)

13:35~15:15  講演
 「パソコン点訳のこれまでの歩みとこれから」
  大鐘俊也氏(テクノツール株式会社)

 「豊かに広がる点字の可能性」 
  木川友江氏(ロゴス点字図書館)

15:15~15:25  質疑応答・ディスカッション

15:25~15:30  閉会の挨拶
  渡辺昭一(点字考案200年記念事業推進委員会副委員長、日本点字委員会会長)

お問い合わせ先

点字考案200年記念事業推進委員会事務局
 〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2 日本視覚障害者センター内
 メール:tenjikouan200@jfb.jp
 FAX:03-3200-7755
 電話:03-3200-0011(平日9:00~17:00)

ご寄附のお願い

 関係6団体で構成した点字考案200年記念事業推進委員会は、2025年の点字考案200年という大きな節目の年に向けて、点字の普及と拡大に向けて継続的に記念事業を展開してまいります。この記念事業のさらなる充実を目指し、当推進委員会は、今後とも一層の努力をしてまいる所存ですが、より多彩な事業を企画・運営していくためには、皆様からのご支援、ご協力が不可欠です。
 つきましては、当推進委員会の事業にご理解とご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

令和6年10月吉日
点字考案200年記念事業推進委員会 委員長 竹下義樹

【記念事業寄附金振込先】
銀行名 : みずほ銀行
支店名 : 高田馬場支店
預金種別 : 普通預金
口座番号 : 4182320
口座名義人 : 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 点字考案200年記念事業推進委員会