新たな体制で新年度へ~理事会及び定期評議員会が開催されました~
日本盲人会連合の平成27年度第5回・第6回理事会・定期評議員会が3月31日にホテルグランドヒル市ヶ谷で、平成28年度第1回理事会及び指導者研修会が4月1日にTKP市ヶ谷カンファレンスセンターを会場に開かれました。
3月31日
第5回理事会で定期評議員会の議題の確認などが行われた後、定期評議員会に審議は移され、平成27年度補正予算・平成28年度事業計画・平成28年度予算書などについて質疑応答を経た後、いずれも執行部提案通り可決されました。
また、正副会長候補者選挙(立候補者:会長2名・副会長6名)が執り行われ、開票の結果、会長候補者選挙は竹下義樹氏が、副会長候補者選挙は小川幹雄氏(島根県)・及川清隆氏(岩手県)・伊藤和男氏(千葉県)が当選しました。
正副会長候補者選挙の結果を受け、理事及び監事、顧問・名誉会長・相談役・参与が選任されました。
さらに第69回全国盲人福祉大会の準備状況の報告や、杉山和一記念館建設募金への協力呼びかけなどが行われました。
定期評議員閉会後、第6回理事会で平成27年度補正予算・平成28年度事業計画・平成28年度予算書などが承認されました。
4月1日
平成28年度第1回理事会では、理事の互選により会長に竹下義樹氏、副会長に小川幹雄氏・及川清隆氏・伊藤和男氏が、そして常務理事として小野束常務理事が再任されました。
理事会の終了後に開かれた指導者研修会では、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課 課長補佐の照井直樹氏による「障害者総合支援法の改正について」、日盲連同行援護事業所等連絡会から「同行援護事業に関する情勢報告について」の2本の講演を通して、現状の把握など理解を深めました。
ご挨拶
私は昨日、3月31日に開催された日盲連の定期評議員会で接戦の末、引き続き日盲連の会長として運動の中心になって頑張ることになりました。 全国の皆さんに、この報告をすることは、私自身がこれから自分の思ってることを、どれだけ皆さんに伝え、そして、皆さんの声がどれだけ1つになるかが、私にとっての大きな目標になります。この選挙を通じて、いろんな事を考えました。私自身が反省することもありましたし、色々と日盲連にとって、克服しなければならないものも、たくさん見てきたつもりです。それらを皆さんと共に考え、そして日盲連が、これまで以上に、視覚障害者の中心となる、そういう組織にしていきたいと思っております。 これからの2年間は、島根の小川幹雄会長、千葉県の伊藤和男会長、そして、これまでと同様に岩手県の及川清隆理事長が、私の下で副会長として、日盲連を支えてくれることになります。皆さんのこれまで以上の、私たちに対するご支援をよろしくお願いします。 平成28年4月1日 |
※音声・テキスト全文は、「今月の会長メッセージ」に掲載
平成28年度事業計画・主な項目
第Ⅰ章 組織・団体活動
1.組織・団体活動の強化
2.新たな分野への対応
3.総合企画審議会関連の対応
4.改正社会福祉法への対応
5.国内及び海外の関係団体との相互交流、協力に関する事業
6.選挙情報への対応
7.各種会議の開催
8.第69回全国盲人福祉大会の開催
9.各協議会の活動
10.ガイドヘルパー支援事業
第Ⅱ章 日本盲人福祉センターの事業
第1【第2種社会福祉事業】
1.情報提供事業
2.地域貢献活動の実施
3.更生相談所の経営
4.点字出版所事業
5.点字図書館事業
第2【公益事業】
1.録音製作所事業
2.用具購買所事業
3.点字ニュース即時提供事業
4.東京都視覚障害者ガイドセンター運営事業
5.東京都点訳・朗読奉仕員指導者等養成事業
6.生活協同組合助成事業
7.移動支援従事者研修事業
8.施術者支援事業
9.その他受託事業
平成28年度予算 総計(単位:千円)
28年度予算額:445,106 27年度予算額:477,382 増減:-32,276