愛盲時報 第211号(テキスト形式・全文)

2006年9月15日

   愛盲時報 第211号(平成18年9月15日発行)

 ≪1. 平成19年度厚生労働省概算要求 障害福祉関係9144億円 自立した地域生活の支援推進≫
 厚生労働省は8月25日、平成19年度予算の概算要求をまとめた。総額は21兆6062億円と今年度予算に比べて3.1%増加。
 障害保健福祉関係の要求額は9144億円(平成18年度予算額8225億円)、対前年度伸率は11.2%増。障害者雇用施策関係の要求額は147億5200万円(同137億7千万円)、対前年度伸率7.1%増となった。
 障害者自立支援法の着実な施行を目指すとともに、雇用・福祉・教育の連携による就労支援策を強化、雇用・就業機会の拡大を図りたいとしている。

 Ⅰ 障害保健福祉関係
 概算要求額:9144億円(対前年度伸率11.2%増、他局計上分94億円を含む)
 1、障害者の自立した地域生活を支援するための施策の推進
 (1)良質な障害福祉サービスの確保:4430億円
 ホームヘルプ、グループホーム、就労移行支援事業等の障害福祉サービスについて、障害福祉計画に基づき、各市町村において推進が図られるよう、介護給付・訓練等給付費等の必要な予算の確保を図る。
 (2)障害者に対する良質かつ適切な医療の提供:1378億円
 障害者の心身の障害の状態の軽減を図るための自立支援医療(精神通院医療、更生医療、育成医療)等を提供する。
 (3)地域生活支援事業の実施:400億円
 障害者のニーズを踏まえ、市町村において移動支援や地域活動支援センターなど障害者の地域生活を支援する事業を実施する。
 ア.市町村事業:相談支援、コミュニケーション支援(手話通訳等)、日常生活用具給付等、移動支援、地域活動支援センター等
 イ.都道府県事業:専門性の高い相談支援、広域的支援、サービス提供者等の育成等
 (4)工賃倍増計画の推進(新規):5億円
 福祉施設で働く障害者の工賃を、平成23年度末までに現在の水準から倍増させることを目標とする「工賃倍増計画」を各都道府県が策定し、その達成のために必要な施策の促進を図る。
 (5)障害者自立支援法の着実な施行の推進:156億円
 低所得の利用者への対策として社会福祉法人等が行う定率負担の減免に対する公費助成、また、自治体による制度を着実に施行するための事業等を実施する。
 ア.社会福祉法人等減免事業:47億円
 低所得者にきめ細かく配慮するため、社会福祉法人等が利用者負担の減免を行う場合の助成。
 イ.障害者保健福祉推進事業等:35億円
 障害者自立支援法の着実な施行において、新体系サービス移行等自治体が行う制度の普及啓発や広域的な対応等に必要な経費の助成並びに障害者の保健福祉の推進に必要な先駆的・革新的なモデル事業に対する助成。
 ウ.障害者就労訓練設備等整備事業:20億円
 既存の障害者施設等が就労移行支援等の新たな障害福祉サービスを実施するために必要な設備等を整備する場合の助成(定額補助)。
 2、発達障害者支援施策の拡充:12億円(他局計上分含む)
 (1)発達障害者支援開発事業の創設(新規):5億8千万円
 (2)発達障害対策情報センター(仮称)の創設(新規):9700万円
 (3)発達障害研修事業の充実:6700万円
 (4)発達障害者支援センター運営事業の推進:地域生活支援事業(400億円)の内数
 (5)発達障害に関する調査研究:厚生労働科学研究費「こころの健康科学研究費(23億円)」の内数
 3、障害福祉サービス提供体制の整備:94億円(保護施設等の整備費分を含む)
 生活介護、自立訓練、就労移行支援等の障害者の日中活動に係る事業所の整備を計画的に促進するため、社会福祉施設等施設整備費において、必要な経費を確保する(社会・援護局一括計上)。
 4、その他の福祉関係給付費等
 (1)障害者に係る手当等の給付:1253億円
 特別児童扶養手当、特別障害者手当等に必要な経費を確保する。
 (2)障害児施設に係る給付費等:643億円
 知的障害児施設等の障害児施設において、障害のある児童に対する保護・訓練を行うために必要な経費を確保する。
 5、自殺対策を含む地域精神保健福祉施策の推進:12億円(他局計上分含む)
 (1)自殺予防総合対策センター機能の充実をはじめとする自殺対策の推進
 (2)こころの健康づくり対策の推進
 6、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に関する医療体制の整備:189億円(他局計上分含む)
 Ⅱ 障害者雇用施策関係
 概算要求額:147億5200万円(対前年度伸率7.1%増)
 ※カッコ内の数字は前年度 
 1、雇用・福祉・教育の連携による就労支援の強化
 (1)関係機関のチーム支援による、福祉的就労から一般雇用への移行の促進(新規):1億500万円
 (2)障害者就業・生活支援センター事業の拡充:14億7600万円(10億2800万円)、110か所を160か所に
 (3)養護学校等の生徒とその親の、一般雇用や雇用支援策に関する理解の促進:9200万円(2600万円)
 (4)福祉施設の人材を活用したジョブコーチ支援の充実:障害者雇用納付金事業で実施
 (5)障害者試行雇用事業の拡充:9億8700万円(9億円)、対象者数6千人を7千人に
 2、障害の特性に応じた支援策の充実・強化
 (1)「若年コミュニケーション能力要支援者就職プログラム」の実施(新規):2億800万円(事業の一部は高齢・障害者雇用支援機構交付金事業として実施)
 (2)発達障害者の就労支援者育成事業の拡充:1700万円(800万円)、実施か所4か所を8か所に
 (3)医療機関等との連携による精神障害者の就職支援の実施(新規):6800万円、モデル事業の実施10か所
 (4)難病者の雇用管理に関する情報提供の実施(新規):高齢・障害者雇用支援機構交付金事業で実施
 (5)障害者団体による障害者の職業自立等啓発事業の実施:3200万円(前年度と同額)
 3、中小企業による雇用促進の取組への支援
 (1)中小企業団体による障害者雇用の啓発・推進のためのモデル事業の実施(新規):9700万円、10団体
 (2)中小企業が協働して障害者雇用を推進するモデル事業の実施(新規):障害者雇用納付金事業で実施
 4、障害者に対する職業能力開発の推進
 (1)一般校を含めた公共職業能力開発施設における障害者職業訓練の推進:43億5700万円(45億2300万円)
 (2)地域の障害者支援機関を活用した実践的職業訓練の推進(一部新規):15億7200万円(14億8400万円)、モデル事業の実施対象者6300人を7千人に
 (3)障害者職業能力開発プロモート事業の拡充:9200万円(2600万円)、実施か所3か所を10か所に
 (4)発達障害者に対する効果的な職業訓練のあり方に関する調査研究:雇用・能力開発機構交付金事業で実施

 ≪2. 日盲福祉センター建設2億円募金寄付者名≫
 日盲連では「日本盲人福祉センター」移転・新築に向け「2億円募金」を行っています。1口5千円で何口でも可、5千円未満でも結構です。
 送金は郵便振替で口座名「社会福祉法人日本盲人会連合」、口座番号「00160―5―536104」。問合せ先は日盲連事務局(電話03―3200―3439)。
  なお1口以上ご寄付頂いた方のお名前は点字・テープ機関誌等でもご紹介させて頂きますので必ずふりがなをお書き添え下さい。
 8月20日現在 総額7985万6354円(敬称略)
 《会員及び一般個人・団体》
 【200万円】匿名(静岡県)
 【100万円】伊藤孝之(札幌市)、笹川吉彦(東京都)、吉田一夫(福井県)、大阪市視覚障害者福祉協会(大阪市)
 【64万5千円】三重県視覚障害者協会(三重県)
 【50万円】岩手県視覚障害者福祉協会(岩手県)
 【45万円】佐賀県視覚障害者団体連合会(佐賀県)
 【40万円】大田区視力障害者福祉協会(東京都)
 【30万円】岡田正平(千葉市)、匿名(京都府)、大阪府視覚障害者福祉協会(大阪府)、草竹コンクリート工業株式会社(奈良県)、前川昭夫(広島県)、鹿児島県視覚障害者団体連合会(鹿児島県)
 【21万円】山口市盲人福祉協会会員42名(山口県)
 【20万円】日盲連音楽家協議会
 【13万6016円】日盲連共済会(東京都)
 【11万5500円】小山尊(福井県)
 【10万円】佐藤末治、吉本富美子(以上札幌市)、内藤圭子(青森県)、高橋次子、高柳周子、富田清邦(以上東京都)、鈴鹿市盲人会23名(三重県)、五十嵐淳、竹下義樹(以上京都府)、井上誠一、川人義明(以上大阪府)、竹田寿和(佐賀県)、大分県盲人協会(大分県)、森永速雄(鹿児島県)、日盲連女性協議会
 【5万2800円】鯖江市視力障害者福祉協会(福井県)
 【5万円】出羽靖雄(札幌市)、大友信男(山形県)、渡辺哲宏(東京都)、松阪市視覚障害者協会(三重県)、井上孝昭(岡山県)、佐野茂美(佐賀県)、山田親幸(沖縄県)
 【4万3千円】勝山市視力障害者福祉協会、敦賀市視力障害者福祉協会(以上福井県)
 【4万1千円】栃木県視覚障害者福祉協会鹿沼支部(栃木県)
 【4万円】愛媛県視覚障害者協会西予支部(愛媛県)
 【3万6400円】越前市視覚障害者福祉協会(福井県)
 【3万3千円】志摩視覚障害者福祉会(三重県)
 【3万1千円】村上甚光(福井県)
 【3万円】薄井五十公、小金井市視力障害者の会、八木下照子(以上東京都)、飯田市視覚障害者福祉協会(長野県)、堀惠一(富山県)、愛知県碧南市盲人会(愛知県)、長嶋譲、西克弥、村井正治(以上三重県)、茨木市身体障害者福祉協会視覚部、貝塚市視覚障害者福祉協会、大東市視覚障害者福祉協会(以上大阪府)、佐藤武子(島根県)、小野勲(香川県)、和田佳子(愛媛県)
 【2万4372円】日盲連用具購買所募金箱(東京都)
 【2万2千円】小坂井町視覚障害者福祉協会(愛知県)
 【2万円】大杉伸一、北佳睦美(以上東京都)、織田みち子、坂部登志治、橋本輝男、福井県視覚障害者福祉協会職員一同(以上福井県)、浅野栄子、伊藤由尋、内田順朗、児玉和義(以上三重県)、古賀副武(兵庫県)、大下英三、木島義夫、北本望、橘高則行、藤井貢(以上広島県)、西浩士、松岡敏彦(以上徳島県)、片山義勝(福岡県)、坂井信男、中島幸一(以上佐賀県)
 【1万5千円】小川正次、藤田克己(以上三重県)、貝塚市視覚障害者協会役員有志(大阪府)、深山武治(鳥取県)
 【1万1680円】町田雅紀(福井県)
 【1万500円】今立視力障害者福祉協会(福井県)
 【1万円】熊川照子、小島芳子、東川信夫(以上北海道)、小川則子、木村宣彦、溝口美明(以上札幌市)、新貝正和(青森県)、小野耕平、金子昴(以上宮城県)、狩野昭一・禧世子、名取武雄・喜江子(以上仙台市)、大江清、小関昌宏、冨塚冨夫(以上山形県)、内山正浩、内山ゆり子(以上茨城県)、一柳直治、岩辺好夫・フキ子、遠藤君子、金澤真理、関守幸男、中村輝彦、のぞみの会、羽賀久美子(以上東京都)、金子定子、佐々木佳代子、野呂龍(以上千葉県)、匿名(千葉市)、五十嵐光雄(神奈川県)、沢良木正雄、山本和典(以上川崎市)、白須善徳、埜村和美(以上山梨県)、井原康彰、森下勝定(以上長野県)、中西美雄(富山県)、水由勇(石川県)、朝倉邦雄、猪口輝夫、今川勇、奥田千代子、川崎かず子、川崎清、小池金作、竹原文夫、田中次雄、前田富夫、前田茂伸、前田裕朋、吉田一夫(以上福井県)、島津祐策(静岡県)、堀崎忠彦(愛知県)、市岡玉枝、一木幹男、海野由生、大桑育生、大西康代、小川睦夫、小田佐、加藤きみ、河原洋紀、栗田ひろみ、児玉千春、佐藤政人、鈴木守、玉川弘毅、田村利夫、塚田良平、辻岡祐一、刀根美幸、中村昭義、中山弘一郎、西村一雄、西村早苗、橋本維雄、浜口勇、浜口隆志、早川正、日置芳子、東勢てる、平正義、広森利行、堀内淳、堀内喜代子、堀木泰三、桝谷和子、水谷敏美、山森克彦、吉川昭太郎、米村弘子(以上三重県)、糸数三男(京都府)、伊藤道子、上村金尾、小林満、清水千代子、中尾政志、守口市視覚障害者福祉協会、横貝功(以上大阪府)、橘高博、山﨑一夫(以上大阪市)、北地悟、白浜町身体障害者連盟視覚部会一同(以上和歌山県)、坂田勇・美智子、横山順一、横山望、横山ヒデ子(以上神戸市)、古米文子、吉田昭三(以上岡山県)、後藤昌、山根和由(以上鳥取県)、石井邦夫、伊東みこと、大原佳子、佐竹訓幸、清水一幸、高木康成、槙岡三子(以上広島県)、河村征助、立木秀夫、平田悦子(以上山口県)、岩澤政廣、内山俊信、大石伸児、貞広精次、林敏夫(以上香川県)、足立ハルエ、中川小枝、米沢勇(以上徳島県)、明比豊子、白石昭慶、瀬尾千賀、竹田為信、福岡敏雄、松田忠昭(以上愛媛県)、谷本光茂、渡辺亨(以上高知県)、青木貞子、井手信夫、江島忠彦、榎忠徳、大石政隆、岸川和代、岸川美好、熊川雅子、佐伯タヅエ、七田君代、宗雲なみ子、武冨元次郎、田渕富雄、辻田廣務、鶴田隆義、西村秀雄、登肥左雄、萩原正春、濱口鷹重、樋口ユキノ、矢川嘉明(以上佐賀県)、金丸良子(長崎県)、稲尾康信(宮崎県)
 【8千円】佐々木茂子(福井県)
 【7775円】坂井清(和歌山県)
 【7千円】上中視力障害者福祉協会(福井県)、宝葉子(大阪府)
 【6千円】久末展子(福井県)、大川恵子(愛知県)
 【5500円】杉谷俊夫(福井県)
 【5千円】才野伸雄、林和行、森本義弘(以上北海道)、大畑信雄、小渡国夫、佐保吉一、三浦敦、宮北昌和(以上札幌市)、阿部トク、川村良二、菊地弘龍、佐藤イツ子、嶋田やえ子、高橋義光、古水健吾、山本孝一、山本光子(以上岩手県)、石森祉怡子、大島喜四郎、太田篤志、加藤庄二、小林憲司、佐藤和子、佐藤由紀子、菅原かよ子、徳能信次(以上仙台市)、奥山広安、鈴木恭子、田所重雄、森井雪(以上山形県)、藤倉健彦(茨城県)、飯塚養司、大河原ふじ江、太田澄江、大月京子、金子忠義、亀山茂、斎川武、佐藤進、篠崎俊之、杉江勝也、関口勇、永木清昭、永木のぶ子、山根茂夫、和田千恵子、渡辺白(以上栃木県)、池野フサ子、長岡貞夫(以上東京都)、大曽根泰子、太田貴慧子、加藤良男、山口豊子、和田美津子、渡辺貞雄(以上千葉県)、鳥飼富士夫、仲丸顯、日暮緑子、日比野美枝子(以上千葉市)、足柄上郡視覚部会、入口信男、川村登、小堀明美、小堀真、佐藤金男、高津英子、藤崎かおる(以上神奈川県)、多田敏夫、畠山千代子(以上横浜市)、梅本直明、村井喜美子(以上富山県)、青木正、伊登省司、尾崎幸雄、北島博司、田中藤九郎、塚本明美、寺嶋正文、土木小夜子、西川佳宏、西田健治、野坂正夫、浜口正、味寺章、元山信子、森上嘉夫、山内律子(以上福井県)、佐次本喜見蔵(静岡県)、石川健二、岡田澄、及部勝、神谷英行、小酒井アサヨ、杉浦文雄、蔦正夫、長澤享、松葉喜代子、村松明雄、吉沢弘子(以上愛知県)、青木昌子、雨窪美紀、伊藤喜代子、伊藤民夫、伊藤正英、伊藤美智子、伊藤溢子、糸川一郎、井上スズ子、上田幹男、内田洋子、内田吉美、尾宇江延行、大川善且、大沢剛、大西昇一、大西弘、小川明美、奥野忠、鏡味輝行、片桐幸一、加藤靖、加藤勇吉、角谷征子、河井時子、川内富子、川口洋子、川崎新子、菊川金六、岸田一則、木村靖子、草深久義、桑原和子、後久信男、小菅幸二、小林正幸、小堀正一、小堀光弘、小山太一、近藤則幸、坂勝利、阪口恵理、桜井ななへ、進士善美、水貝正敏、杉山みゆき、助田直樹、鈴木つや子、鈴木時男、鈴木三枝子、鈴木義昌、角野知子、瀬木光子、高橋護、田上千鶴、嵩西栄子、竹屋尚夫、田中かつえ、田中きみ子、田中鈴子、谷昭三、玉中さえ子、寺尾司、寺田有志、土井敏孝、徳田洋司、中川圭子、中瀬栄之助、永田直行、中跡文男、中西悦子、中村君代、中村正弘、中村善光、中村依子、中山チサ子、生川利之、西川喜里子、西口和子、野瀬弘、橋長行雄、長谷川正次、浜口喜代美、原田ときゑ、原田義弘、広岡利吾、広瀬よし子、藤原清次、堀光夫、前川茂郎、三重県視障協バレー部一同、水谷幸子、村上新一、村田守、村山みえ、森川敬子、森澤吉行、森田はな、森山令一、山越久子、山下源一、山下タカ子、山下久子、山本正、山本とみ子、山本直一、山本久俊、吉田正志、若林徳子、若林はる代、渡辺貞夫(以上三重県)、永田静子、平松美佐子、政田英次郎(以上大阪府)、清水汪能、清水正美、竹安孝、田中喜美男(以上大阪市)、秋田昌子、上山照正、西江昭三、西江美智子、森洋子、山本美子(以上岡山県)、稲並恒一、国岡昭太郎、田中祥仁、野間清子、福井昭輝、山崎一朗(以上鳥取県)、岩崎周市、大成敏正、甲斐清子、吉川俊秋、小林幸子、坂本要、坂本洋子、佐藤行伸、下江真、高橋正彦、高松敏彦、田辺利美、出原健二、寺岡人士、徳永葉子、徳納幸子、豊田愛子、豊田真知子、中村悦子、中村英士、平山和男、門田利典、柳川文恵、渡辺清恵、渡辺正宏、和湯慎三(以上広島県)、竹原幹(広島市)、阿川泰子、出井ヌイ子、尾川八重子、河村久江、小池則子、竹下和美、浜村芳明、古谷彰朗、松浦初郎、松浦みや子、村田和男(以上山口県)、大熊靖雄、高津雅憲、藤本重徳、矢野春美(以上香川県)、石山清美、上窪英子、上窪昭吾、小西文夫、佐藤ちゑ、坂東恵美子(以上徳島県)、青野いずみ、赤瀬和子、麻生強、伊藤登志基、伊藤礼子、越智恵子、越智新平、門岡通則、金村正和、金村善美、鎌倉荘一、菊地昌子、岸節子、黒瀬俊一、河野貞之、近藤泰明、坂本和子、佐野耕治、重松安江、篠藤義久、柴和子、庄司満男、白石伸一、白岡庸子、白峰博利、曽我部清征、高畠正隆、瀧口春夫、田鍋光恵、徳丸徳吉、徳丸ヤヨイ、殿下英嗣、西田弘治、橋本三郎、日浅定美、広瀬敬次、古谷鶴夫、森崎博子、矢野千菊、山下誉晴(以上愛媛県)、河口文治(福岡県)、相川濟美、青柳治記、綾部玲子、安藤善治、池上利智子、池田カクエ、池田隆博、石橋久好、伊丹玲子、井手英善、井手二十五、井上冨弘、今井勝治、岩村ヤス子、上野安弘、江原祥子、大串正紀、太田文子、太田亀、梶原あつ子、金丸清、川久保信八、川久保真智子、北御門功、北村隆光、工藤一明、幸松吉實、権藤みわ、坂井邦子、坂之下一郎、坂元利子、佐藤マチエ、清水孝次、末藤勝海、副島慶子、高橋範子、田中幸子、塚原弘、塚本美佐子、辻公生、土橋やす子、土井位都子、中島末男、西依政雄、野口和子、野中千歳、橋間包子、東島俊輔、平井水美、樋渡栄子、深潟秀樹、増田恒之、松本政子、馬渡次雄、三ヶ島寿美子、三村安彦、宮副光雄、牟田征二、森きみ子、森清太郎、森正宏、森幸久、森永榮介、諸隈綾子、柳本百合子、柳本義美、山下幹雄、山田美千子、杠卓爾、横田哲秋、横町和都、横町和文、吉岡信夫、吉田一哉(以上佐賀県)
 【5千円未満】計29万3460円/120名
《経済界》
 小野薬品工業株式会社、塩野義製薬株式会社、中外製薬株式会社、ファイザー株式会社、株式会社ファミリーマート

 ≪3. 三井住友海上きらめき生命 柔道連盟に協賛金≫
 日本視覚障害者柔道連盟の笹川吉彦会長と伊藤忠一副会長は6月26日、東京・神田錦町の三井住友海上きらめき生命保険株式会社を訪れ、同連盟の活動に対して贈られた協賛金の目録贈呈式に出席した。席上、同社の内田進社長から笹川会長に目録が贈呈され、続いて笹川会長から内田社長に感謝状が手渡された。
 内田社長は今回の寄付にあたり「生命保険会社の本業として当社のお客さまに保険金をお支払いすることにとどまらず、不幸にして障害が残った方が社会復帰し、生き甲斐を見つけたり活躍されることを支援したい」と述べ、「創立10周年を迎えこの取組みを始めるが、今年のみではなく長く支援していきたいと考えている」とした。
 また今回、同連盟のほか、陸上競技団体、障害者スポーツ協会への支援を行った理由として、同社に女子柔道部と女子陸上部があることから、これらの競技に力を入れていることをあげた。

 ≪4. 鍼灸マ国会議員の会 新会長に伊吹文明氏≫
 故橋本龍太郎氏が会長を務めていた「鍼・灸マッサージを考える国会議員の会」は7月11日、東京・永田町の自由民主会館で役員会を開き、後任会長に伊吹文明氏(衆議院議員、京都)を全会一致で選出した。また、副会長に尾辻秀久氏(参議院)、幹事長に阿部正俊氏(同)を選出。顧問に津島雄二氏(衆議院)、丹羽雄哉氏(同)、片山虎之助氏(参議院)を委嘱した。

 ≪5. 第52回全国盲女性研修大会青森で 自立支援法施行を前に 負担軽減など求め決議≫
 第52回全国盲女性研修大会が日本盲人会連合並びに同女性協議会、青森県視力障害者福祉連合会並びに同女性部の主催で7月25~27の3日間、青森市のホテル青森を会場に、全国から視覚障害女性及び関係者約700人が参加して開かれた。
 25日は常任委員会と全国委員会、26日午前は全国代表者会議が開かれた。午後からの研修会は、第1部が畑澤聖悟先生(劇作家、県立青森中央高校教諭)による講演「津軽を発信する」、第2部は「ガイドヘルパー制度が生活の中にどのように活かされていますか?」をテーマに各ブロック代表者によるレポート発表と、助言者を交えての意見交換が行われた。
 27日の大会式典には地元青森県の三村申吾知事が来賓として出席し、祝辞を述べた。また、日盲連の名取陸子女性協議会長、笹川吉彦会長から主催者挨拶、開催地元青森県視力障害者福祉連合会の内藤圭子女性部長、内田利男会長から歓迎の挨拶があった。
 続く議事では、代表者会議、研修会の報告がそれぞれ承認され、大会宣言・決議を採択して3日間にわたる大会の幕を閉じた。次回の第53回全国盲女性研修大会は、栃木県で開催の予定。決議された要望事項は次の通り。
 (1)障害者自立支援法施行にあたり、すべての福祉サービスを受けるに際して本人の費用負担1割が義務づけられたが、これを支払うためにも障害基礎年金1級月額10万円、2級月額7万5千円の支給を要望(2)福祉サービス受給に伴う費用支払いの算定基準は家族総合所得ではなく利用者本人のみの所得に(3)障害者自立支援法実施に伴い、各市町村主体のこの制度により居住する場所によって著しい格差を生ずるという問題を速やかに打開する対策を(4)視覚障害者が入院した際の生活介助を安全かつ安心して受けられるようホームヘルパーの派遣拡大(5)テレビ放送においてニュース速報の音声化、ドラマの音声解説等を増やし、あわせてラジオの聞き難い電波状況の改善(6)視覚障害者が同乗するすべての車輛について高速道路料金割引(7)公共交通機関において、車内では明瞭な案内放送、階段段鼻には弱視者に分かりやすい色表示、転落防止のためのホームドア等の設置(8)郵政民営化後も、点字郵便物や録音物郵送に際しての現状無料化の存続(9)視覚障害者が自分のお金を自由に出し入れするという基本的人権を保持するためにも、金融機関において代筆等、便宜をはかる(10)家庭電化製品や冷凍食品、缶詰等に点字表示を(11)色や文字を記憶させて音声で再生させる機械を日常生活用具に指定。

 ≪6. 中国ブロック大会下関で 地域生活支援 格差軽減など要望≫
 第55回日本盲人会連合中国ブロック盲人福祉大会(日盲連中国ブロック会、山口県視覚障害者団体連合会主催)が8月26、27の両日、山口県下関市の海峡メッセ下関などを会場に、約350人が参加して開かれた。
 26日は一般、女性、スポーツ、青年の4分科会と、全体会での討議に続いて、笹川吉彦日本盲人会連合会長が「日本盲人会連合の現状と課題」を講演。引き続き女性、スポーツ、青年の会長・部長会議での討議が行われた。27日は大会式典が開かれ、7項目の決議を採択。終了後はカラオケ大会を楽しんだ。次年度の同ブロック大会は島根県で開催の予定。決議された主な要望事項は次の通り。
 (1)障害基礎年金増額(2)あはき法遵守の運動を一層強力に推進(3)自立支援法の施行にあたり、地域生活支援事業の地域間格差を軽減するとともに、障害の認定において、その特性が十分認められるよう要望(4)金融機関の窓口における視覚障害者に対する代筆サービスの確立(5)有料道路における障害者割引制度については、身体障害者手帳提示のみで受けられるよう制度改正(6)養護盲老人ホームの廃止の流れを一層強力に阻止(7)障害者のデイサービス事業が、65歳以上の者にも利用できるよう、規定改正。

 ≪7. 東海地区夏季研修会 三重県鳥羽市で開催≫
 日本盲人会連合東海地区連絡協議会(ブロック長・清水和弘岐阜県視覚障害者福祉協会会長)の平成18年度夏季研修会が7月2日、3日の両日、東海ブロック4県1政令指定都市から約180名が参加して、三重県鳥羽市の戸田家ホテルで開かれた。
 2日に開かれた開会式では、当番県である三重県視覚障害者協会の西克弥会長からの歓迎挨拶に続いて、清水ブロック長、時任基清日盲連副会長(笹川吉彦会長代理)、各団体長による挨拶の後、皇學館大学社会福祉学部の向出佳司教授が「組織をどうまとめるか 人生は出会い、茶の間、職場、街角の人間関係」を講演した。引き続き開かれた福祉全般、女性、青年、体育の4分科会で熱心な討論が交わされた後、各県市の代表による代表者会議が開かれた。
 3日は時任日盲連副会長が「中央情勢と日盲連の最近の動向」をテーマに講演。全体会議で代表者会議報告と各分科会報告が行われ、最後に閉会式で静岡県代表から次期開催県挨拶があり、2日間の日程を終えた。

 ≪8. 厚生労働省人事異動≫
 厚生労働省の9月1日付人事異動で次の方々が新たに就任された(敬称略)。
 社会・援護局総務課長:矢崎剛
 同地域福祉課長:藤崎誠一
 同障害保健福祉部企画課長:藤木則夫
 同障害保健福祉部障害福祉課長:蒲原基道
 職業安定局高齢・障害者雇用対策部長:岡崎淳一
 同高齢・障害者雇用対策部企画課長:宮野甚一
 医政局医事課長:栗山雅秀