第71回千葉県視覚障害者福祉大会 開催

2024年10月15日

 令和6年10月4日(金)千葉市民会館小ホールを会場に社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会主催第71回千葉県視覚障害者福祉大会並びに第24回白い杖の文化祭が、県下各地から会員・ガイドヘルパー・受賞者・来賓・関係者を含めて約180名が集い開催されました。
 第1部が式典、第2部が女性部による白い杖の文化祭、アトラクションとして、穴澤雄介氏によるヴァイオリン演奏の2部構成で行われました。

大会で次の事項が決議されました。
1.視覚障害者が自律的な生活を送るために必要な事業の安定的な委託を要望する
2.全ての障害者が利用できる総合スポーツセンターの新設を要望する
3.盲導犬同伴者の入店・乗車・宿泊拒否を無くし、暮らしやすい共生社会の実現を要望する
4.千葉県内の人口の多い中央部に盲老人ホームの設置を要望する
5.災害発生時に視覚障害者の安否確認と情報提供等に特段の配慮を要望する
6.コンビニやスーパーなどで見られるセルフレジにおいて、視覚障害当事者でも利用できるよう支援者や音声案内の導入を要望する
7.視覚障害者のホーム転落を無くすため、駅構内のバリアフリー化の促進と乗降客の少ない駅にも内方線、音声誘導などの安全対策を要望する
8.乗車券など視覚障害者が単独で購入できる機種の開発を要望する
9.駅構内での誘導ブロックや階段の段鼻は、コントラストのはっきりとした色にするよう要望する
10.音響式信号機は歩行時間延長用小型送信機に対応するとともに、誰もが使いやすい安全性の高い「押しボタン式信号」の設置を要望する
11.横断歩道と踏切にエスコートゾーンの設置を要望する
12.視覚障害者の雇用拡大のため、ヘルスキーパーの採用の促進を要望する