全国視覚障害者福祉大会 大会式典・議事 開催
第76回全国視覚障害者福祉大会(奈良大会)の2日目(5月22日)、奈良県橿原市のDAIWA ROYAL HOTEL THE KASHIHARAを会場として、来場者に加えてYouTube配信の視聴者を交えて大会式典及び大会議事が開催されました。
第1部の大会式典では、奈良県視覚障害者福祉協会の小山恵美理事の開会宣言、国家・会歌斉唱、黙祷の後、奈良県視覚障害者福祉協会辰已壽啓会長から歓迎の挨拶が述べられました。
次に、日本視覚障害者団体連合竹下義樹会長は主催者挨拶として、新型コロナ感染症の影響が緩やかになる中で、ようやく全国から会員が参加できるようになったとしつつも、まだ以前のような多数の参加には至っておらず、来年以降、徐々に戻るようにしたいと述べた上で、今年、奈良で2日間の大会を開催できることの意味は大きいとし、全国大会の開催に向けてご尽力された地元会員の方々をはじめ多くの方に感謝の意をあらわしました。
続いて、日視連顕彰表彰式、山下真奈良県知事、亀田忠彦橿原市長、奥野信亮衆議院議員、橋本岳衆議院議員・日本視覚障害者団体連合顧問、並びに小林茂樹衆議院議員の来賓祝辞、高市早苗経済安全保障担当大臣・内閣府特命担当大臣のビデオメッセージ、森田浩司文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官による永岡桂子文部科学大臣の祝辞代読の後、加藤勝信厚生労働大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣、衛藤晟一参議院議員からの祝辞が披露されました。
第2部の大会議事では、佐々木宗雅日本視覚障害者団体連合副会長の司会、片岡美佐子日本視覚障害者団体連合副会長と辰已壽啓奈良県視覚障害者福祉協会会長の議事進行の下、令和4年度決議処理報告、令和5年度運動方針を執行部の原案通り全会一致で可決しました。
続いて宣言・決議も全会一致で採択された。さらに、次年度の第77回大会開催地団体を代表して、熊本県視覚障がい者福祉協会・団体の村上芳継会長から挨拶があり、来年6月2日と3日に熊本市で開催することが報告されました。
最後に、奈良県視覚障害者福祉協会の三口雄康副会長から閉会が宣言され、拍手の中、来場者とオンライン視聴者を交えた2日間にわたる大会が幕を閉じました。