全国視覚障害者福祉大会 大会式典・議事 開催

2022年6月8日

 第75回全国視覚障害者福祉大会(名古屋大会)の2日目(6月1日)、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋7階のザ・グランコートを会場として、来場者に加えてYouTube配信の視聴者を交えて大会式典及び大会議事が開催されました。

 第1部の大会式典では、名古屋市視覚障害者協会新井美千代副会長の開会宣言、国家・会歌斉唱、黙祷の後、名古屋市視覚障害者協会田中伸明会長から歓迎の挨拶が述べられました。

 次に、日本視覚障害者団体連合 竹下義樹 会長は主催者挨拶として、新型コロナ感染症対策のため来場者を制限しながらもオンラインによる視聴を加えて多くの会員の参加を得て2日間にわたり開催できることの意義は大きいこと、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策に関する法律の制定等社会の動きが急速な中で、青年あるいは女性の視点を踏まえつつ会としての取り組みを進める必要があること、そのためには会員間での情報共有やコンセンサスの形成が重要であり、この全国大会がそうした場として今年度の活動の起点になることを述べ、全国大会の開催に向けてご尽力された地元会員の方々をはじめ多くの方に感謝の意をあらわしました。

 続いて、日視連顕彰表彰式、河村たかし 名古屋市長並びに名古屋ライトハウス 近藤正臣 理事長の来賓祝辞、後藤茂之 厚生労働大臣、末松信介 文部科学大臣、斉藤鉄夫 国土交通大臣、衛藤晟一 参議院議員、石田昌宏 参議院議員からの祝辞が披露されました。

 第2部の大会議事では、令和3年度決議処理報告、令和4年度運動方針を執行部の原案通り全会一致で可決しました。続いて宣言・決議も全会一致で採択されました。さらに、次年度の第76回大会開催地団体を代表して、奈良県視覚障害者福祉協会 辰巳壽啓 会長から挨拶があり奈良県橿原市で開催することが報告されました。

 最後に、名古屋市視覚障害者協会 岩間康治 副会長から閉会が宣言され、拍手の中、来場者とオンライン視聴者を交えた2日間にわたる大会が幕を閉じました。