点字技能検定試験 第1回運営委員会開催
厚生労働大臣認定日盲社協社内検定試験(点字技能師)の「令和4年度第1回運営委員会」が、4月8日に東京都新宿区の東京視覚障害者生活支援センター会議室の会場とZoomを使用してのオンラインで開かれました。日本視覚障害者団体連合からは運営委員の竹下義樹 会長の代理として三宅隆 組織部長が出席しました。
今回は次の議題が審議されました。
1.令和3年度第21回日盲社協社内検定試験実施結果について
2.令和4年度事業計画及び予算
3.社内検定試験実施委員選任について
試験実施結果では、東京・大阪2会場で53名が受験し、11名が合格(点字使用者5名、墨字使用者6名)。合格率は20.8%でした。
今年度のスケジュールは、6月下旬に募集要項を配布し、7月1日から9月10日まで申し込みを受け付け、11月13日(日)に、東京、大阪、福岡の3会場で試験を実施すること等が確認されました。
三宅組織部長が、昨年度盲ろう者の受験者数について質問をしたところ、長岡雄一日盲社協理事長から盲ろう者の受験者はいなかったとの回答がありました。また、他の委員から今回の試験実施報告からは、点字使用の受験者数がわからないという指摘があり、後日報告するという回答が事務局からありました。最後に全ての議題は承認され、点字考案200年に向けて、受験者を積極的に募集していくことも確認されました。