あん摩師等法19条訴訟 大阪高裁口頭弁論報告

2021年3月25日

 平成医療学園専門学校ならびに宝塚医療大学が国に対し、あん摩師等法19条によるあん摩マッサージ指圧師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟に関する第1回口頭弁論が、令和3年3月24日、大阪高裁202号法廷にて行われました。

 法廷傍聴には、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して41名に制限されている中、日本視覚障害者団体連合 近畿・中国の各ブロック、日本あん摩マッサージ指圧師会、日本理療科教員連盟、全日本視覚障害者協議会、全日本鍼灸マッサージ師会等の視覚障害当事者・支援者約60名が詰めかけた。控訴審で、平成医療学園は第1審判決を不服として取り消しを求め、国は控訴の棄却を求めました。

 今回の弁論では、平成医療学園より控訴理由書が、国からは答弁書が出され、それぞれが提出した証拠の取り調べが行われたうえで、永井裕之裁判長より控訴審における弁論を終結することが告げられ、原告・被告ともに了承しました。

 判決は令和3年7月9日(金)11時から大阪高裁202号法廷にて行われます。