第36回日視連あはき問題戦略会議開催 

2019年12月25日

 第36回日視連あはき問題戦略会議が12月13日、東京・西早稲田の日本視覚障害者センター(旧日本盲人福祉センター)で日視連の竹下義樹会長や小川幹雄委員長らが出席して開催されました。

 話し合いの主な内容は次の通りです。

 1.あん摩師等法19条訴訟については、9月から12月にかけて東京、大阪、仙台の地裁で開催された口頭弁論で結審した。12月16日の判決(東京地裁)では、判決後に記者会見及び集会を行う。竹下会長が作成された声明文を紹介

 2.あはき療養費については施術管理者の新たな要件である実務経験と研修について実務者及び4団体長の会議で検討している。研修の方法や受講料等については財団を交え引き続き協議する

 3.あはき等法推進協議会報告では、議題として全病理がこれまで独自に行ってきたマッサージの診療報酬の見直しに関する要望書を7団体名とすることについて検討。要望書の内容についておおむね了承できるが、はり・きゅうを診療報酬に適用することについては、さらに十分な検討が必要

 4.あはきの広告検討会については、ガイドライン案としてあはきの施術所の名称について治療院に業種(鍼灸、マッサージなど)を前置する案が提示されたが、医師会や健保連等が反対を表明した。次回の検討会は年明けに行われる

 5.全国大会用報告書の作成についてはテーマと執筆者を決定した