ユニバーサルデザイン2020評価会議への出席

2019年11月6日

 10月28日、日本視覚障害者団体連合は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部が主催するユニバーサルデザイン2020評価会議(第3回)に出席しました。

 同会議は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、日本でユニバーサルデザインの実践を目的に定められた「ユニバーサルデザイン2020行動計画」を元に各府省庁が進める各種取り組みに対して、障害関係団体、有識者が集り、その取り組みへの評価を行うものとなっています。

 日視連からは及川清隆副会長が参加し、各府省庁の取り組みを評価しつつ、行動計画の示す理念や具体的な取り組みが地方に波及していないことを指摘し、地方での更なるユニバーサルデザインの広がりを求めました。

 また、弱視者に対する支援や整備が遅れている点、スマートフォン等を利用した各種サービス、キャッシュレス決裁は視覚障害者が利用しづらい状況にある点なども指摘し、障害当事者の視点に立った施策の推進も要望しました。