第34回日盲連あはき問題戦略会議開催

2019年8月7日

 日本盲人会連合の第34回あはき問題戦略会議が8月2日、東京・西早稲田の日本盲人福祉センターで日盲連の竹下義樹会長、小川幹雄委員長らが出席して開催されました。

 会議では柔道整復の保険請求の適正化、あん摩師等法19条裁判の新しい情勢とそれに対する取り組み、日本標準産業分類の2023年の改訂に対する取り組み、あはきの広告に関する審議状況とそれに対する取り組み、あはき施術管理者研修のあり方等について話し合いました。

 柔道整復の保険請求の適正化については同日厚生労働省と会計検査院に対して行われた9回目の陳情について報告されました。
 厚生労働省には支給額がピーク時から400億円の減額になったことに対する指導の効果を評価するとともに肩こりや腰痛等の慢性症の施術を防ぐために申請書に発症原因と発症年月日の記載を義務づけること、会計検査院には振り替え請求等について第3回目の柔道整復の実態調査を行うこと等を求めました。

 あん摩師等法19条裁判では結審が近いことを踏まえて、それに向けての取り組みについて話し合いを行いました。

 次回からあはきの魅力を高める方策、無免許者対策等についても重点的に話し合いを行うことになりました。