日盲連 平成30年度臨時評議員会開催 

2019年4月5日

 3月28日、社会福祉法人日本盲人会連合の平成30年度臨時評議員会が東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催されました。
 開会に先立ち、日盲連竹下義樹会長は、(1)読書バリアフリー法が今国会で成立するよう、野党を中心に働きかけを行っている(2)3月22日に国家公務員障害者採用選考の結果発表があり、視覚障害者も一定の合格者があった。点字受験での合格者は少ないようだが、拡大文字やパソコンによる受験での合格者が目立っている。今後も障害者雇用のさらなる拡大のため取り組んでいきたい(3)ホームドアに関するワーキンググループが国交省に設置され、日盲連からも委員を送り込んでいる(4)あはきに関する広告の検討会にも引き続き議論に参加していることを挨拶の中で報告しました。
 その後、議長に田尻 彰評議員(京都府)と山﨑 道子評議員(さいたま市)が、議事録署名人に佐々木 秀勝評議員(青森県)と小山 義方評議員(鹿児島県)が選出され議事を進行しました。
 議事では、第1号議案平成30年度補正予算(案)、第2号議案定款の変更、第3号議案弱視問題対策部会の設置、第4号議案将来ビジョン推進委員会の設置、第5号議案平成31年度事業計画(案)、第6号議案平成31年度予算(案)が審議されました。
 第2号議案定款の変更では、執行部より提案された「日本盲人会連合」を「日本視覚障害者団体連合」と名称変更することについて審議され、定款どおり出席評議員の3分の2以上の賛成を持って承認されました。
 今後、変更に向けて準備会が発足されることとなっています。他の議案についても審議され、賛成多数により承認された。その他、結成70周年事業が無事終了したこと、あはき法19条裁判への署名・募金状況と協力依頼、災害等への対応について報告され閉会しました。