第31回日盲連あはき問題戦略会議開催

2018年12月11日

 日本盲人会連合の「第31回あはき問題戦略会議」が12月4日、東京・西早稲田の日盲福祉センターで開催されました。会議には日盲連 竹下義樹会長、小川幹雄委員長らが出席し、当面するあはき問題について討議しました。

 主な内容は次の通りです。

 1. 12月16日10時~16時30分に東京都新宿区のTKP市ヶ谷にて開催する日盲連結成70周年記念事業「ANMAフェスタ70~21世紀の養生訓」の内容について
 基調講演として明治国際医療大学学長矢野忠先生による「21世紀の養生訓」、一龍斎春水氏の講談「杉山和一苦心の管鍼(くだばり)」、ジャーナリスト笹井恵里子氏によるランチョンセミナー「老けないカラダづくり」、シンポジウム「あん摩の現代事情~その効用とリスク~」、東京家政大学大西淳之教授の講演「『笑い』は笑いごとではない」、その他、ワンコインマッサージ、業者出展、資料展示が行われる。当日は、多数の皆さまのご来場をお待ちしている。

 2.あはき及び柔整広告に関する検討会報告では、次の項目が論点としてあげられた
(1)施術所の名称
(2)施術日等の表示
(3)医療保険療養費の支給申請の表示
(4)適応症の表示
(5)料金の表示
(6)開設者、施術者の氏名、年齢、性別、役職等、専門性
(7)インターネット上のホームページ等について

 3.あん摩師等法19条訴訟については、一連の決起集会に約2000人の参加者があり、募金や署名等を更に進める取り組みについて話し合われた。