あはき法19条訴訟 東京地裁口頭弁論報告
平成医療学園グループの横浜医療学園専門学校が、国に対し、あはき法19条による、あマ指師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟の第11回口頭弁論が10月29日、東京地裁103号法廷で行われました。
法廷傍聴には、98枚の傍聴券を求めて162名がつめかけました。この日も口頭弁論前に、関東19条連絡会として日本盲人会連合関東ブロック協議会、日本あん摩マッサージ指圧師会、日本理療科教員連盟、全日本視覚障害者協議会の代表が東京地裁民事第3部を訪れ、署名を提出し、裁判長に今回の訴えを否決してもらうよう要請を行いました。
口頭弁論後、東京都盲人福祉センターにおいて報告会が開催され、日盲連関東地区の各団体、日マ会、理教連、全視協など111名が参加しました。開会後の挨拶に続く公判解説では、大胡田誠弁護士より今回の口頭弁論の争点について説明され、質疑においても活発な意見が出されました。更に、藤井亮輔筑波技術大学教授より論文のポイントについて説明が行われました。指定発言では、「自営業者に対する支援の必要性」については関谷幸夫関東ブロック職業部長が、「ヘルスキーパー」については大橋由昌横浜市視覚障害者福祉協会副会長が発表を行いました。次回(第12回)は、平成31年1月30日(水)11時30分から東京地裁103号法廷にて行われる予定です。