平成30年度 第5回あはき等法推進協議会開催
平成30年度第5回あはき等法推進協議会(代表・伊藤久夫全日本鍼灸マッサージ師会会長)が10月18日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催されました。日本盲人会連合からは竹下義樹会長、小川幹雄副会長、須藤平八郎理事が参加しました。
主な協議内容は前回9月20日に開催された第4回協議会に引き続きあはき療養費に関する施術管理者研修のあり方とあはきについての広告のあり方検討会への対応でした。あはきの療養費の受領委任払い制度への移行に伴う施術管理者の研修について、平成32年度から実施することになっているが、その研修の実施主体、研修時間、実務経験の年数等に関して話し合われました。今後、東洋療法研修試験財団と協議しながら内容を検討することになります。なお、療養費の医師の同意書の適正なあり方について日本医師会との話し合いを持つことになりました。あはきの広告のあり方については広告の緩和、無免許者の規制、指導体制のあり方等の検討が行われています。施術者側と保険者、自治体の主張を踏まえ、今後ガイドラインの原案が示されることになっているが施術者側の主張を反映させることについて話し合われました。なお、このほか、前回の協議会、東洋療法研修試験財団のあはき国家試験のあり方検討会では11月にあん摩マッサージ指圧師、12月にはり師きゅう師の試行試験を行い検討に反映させること、標準産業分類の改訂に合わせてあはきの適正化を求める作業を進めることなどが話し合われました。