第27回視覚障害リハビリテーション研究発表大会in神戸 歩行訓練調査の研究発表

2018年9月18日

 平成30年9月15日(土)、日盲連は神戸市・神戸国際展示場2号館で開催された「第27回視覚障害リハビリテーション研究発表大会in神戸」に参加し、平成29年度に実施した歩行訓練に関する調査の研究発表を行いました。

 発表を行った調査は、日盲連が平成29年度に厚生労働省障害者総合福祉推進事業として調査を行った「視覚障害者が日常生活を送る上で必要な支援に関する調査研究事業」です。同事業では、視覚障害者の歩行訓練において、効果的な訓練体制のあり方と訓練に効果的につなげる支援体制のあり方について調査を行ったものになり、平成30年3月末に報告書として調査結果をとりまとめています。

【右写真の説明】第27回視覚障害リハビリテーション研究発表大会の様子。演者の話に耳を傾ける参加者ら。

 

 

 

 

 

 

 

  当日は、特別プログラム「誰でもどこでも歩行訓練が受けられるようにするために」の中で調査結果を発表しました。日盲連からは橋井正喜常務理事が出席し、同事業でも検討委員として参加を頂いた田中雅之氏(名古屋市総合リハビリテーションセンター)の進行のもと、調査結果とこれからの歩行訓練に期待することについて報告を行いました。橋井常務からは、自身の経験を踏まえながら、視覚障害者にとって歩行訓練が重要な存在であることを訴え、今後も歩行訓練の充実を目指すために、日盲連としても運動を続けることを報告しました。

【写真の説明】調査結果を報告する橋井正喜日盲連常務理事(左)と名古屋市総合リハビリテーションセンター田中雅之氏(右)。

報告書は以下のリンクにおいて公開をしています。
「視覚障害者が日常生活を送る上で必要な支援に関する調査研究事業」報告書
http://nichimou.org/all/news/secretariat-news/180409-jimu/