第1回あん摩マッサージ指圧コンテスト開催報告 

2018年8月6日

 一枝のゆめ財団主催、日本盲人会連合ほか後援の「第1回あん摩マッサージ指圧コンテスト2018」が7月28日開催されました。

 台風12号が接近する中、催されましたが、駅直結の立地の為か選手やボランティア、家族連れなど200名を超える来場者があり、パレスサイドビル9階の会場は終日熱気に包まれました。会場の壁には15点ほどのあん摩啓発用ポスターが張り出され、コンテストの合間のメイン会場では矢野忠明治国際医療大学長と土門奏先生の講演が行われました。英会話教室、ワンコインマッサージ、健康相談会などの企画、2軒の出店もお祭り気分を演出、閉会後に行われた辛坊治郎氏と岩本光弘氏による夢とロマンに溢れたトークショーが大会に花を添えました。

 コンテストの出場選手は30名の募集に32名の応募があり、当日は28名(視覚障害者16名、晴眼者12名)で初代あん摩プロ日本一の座が争われました。上位入賞者3名(最優秀賞1名、優秀賞2名)には賞状及び記念品が贈呈され、最優秀賞受賞者には日本盲人会連合特別賞が竹下義樹会長から授与されました。4位と5位は視覚障害のある方が入賞しました。
なお、参加選手全員に、採点結果に応じて以下の賞が送られました。
・Excellent Technique & Hospitality Award 
 20名
・Good Technique & Hospitality Award 
 8名

 一枝のゆめ財団の藤井亮輔専務理事からは、「このコンテストを通し、あん摩マッサージ指圧師の資質向上と切磋琢磨の気運が高まり、国民に正統な按摩業者への理解が広がることを願ってやまない。大会中や懇親会では、コンテストの開催を評価してくださる声や継続を期待する声が多く聞かれるなど、予想を超える反響にコンテストの意義を改めてかみしめている。来年も開催できるよう努めたい。引き続き幅広い方々に支援と協力を求めている」との言葉が寄せられました。