あはき法19条訴訟 東京地裁口頭弁論

2018年7月27日

 平成医療学園グループの横浜医療学園専門学校が、国に対しあはき法19条によるあマ師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟の第10回口頭弁論が、7月25日、東京地裁103号法廷で行われました。

 法廷傍聴には、猛暑の中98枚の傍聴券を求めて151名がつめかけました。また、原告である平成医療学園グループの支援者と思われる人も少なくとも7~8名は来ていたようです。口頭弁論前には、関東19条連絡会として日盲連関東ブロック協議会、全日本視覚障害者協議会、日本理療科教員連盟、日本あん摩マッサージ指圧師会の代表が東京地裁民事第3部を訪れ、署名1466筆(点字を含む)を提出し、裁判長に今回の訴えを否決してもらうよう要請を行いました。口頭弁論後、東京都盲人福祉センターにおいて、報告会が開催され、日盲連関東地区の各団体、理教連、全視協、日マ会など78名が参加しました。開会に続いてあはき19条関東ブロック協議会鈴木孝幸会長(日盲連関東ブロック長)と日盲連伊藤和男副会長から挨拶が行われた。公判解説では、今回の口頭弁論の争点について大胡田誠弁護士が解説を行い、質疑においても活発な意見が出されました。

 次回以降の日程は第11回が10月29日(月)、第12回が平成31年1月30日(水)、いずれも11時30分から、東京地裁103号法廷にて行われる予定です。