あはき法19条訴訟 東京地裁第8回口頭弁論
平成医療学園グループの横浜医療学園専門学校が、国に対しあマ師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟の第8回口頭弁論が、2月28日、東京地裁103号法廷で行われました。法廷傍聴には、98枚の傍聴券を求めて126名がつめかけました。
開廷前、あはき19条関東協議会(鈴木孝幸会長)は、東京地方裁判所民事第3部に署名を提出しました。署名提出は3回目となるが、今回は2184筆(点字署名を含む)の署名を提出しました。口頭弁論では、国から、昭和57年に健常者向けあマ指師養成学校1校が認可された手続を説明する書面が提出され、原告からは、昭和39年のあはき等法改正に先立って開催された審議会の審議経過を踏まえた主張の補充等が行われました。次回口頭弁論で平成医療学園の主張を完結させ、次々回の口頭弁論で、国から、平成医療学園の主張に対する全般的な反論が行われる予定です。閉廷後、場所を東京都盲人福祉センターに移し、研修会を開催しました。ここでは関係者70名が参集、活発な意見交換会となりました。挨拶に続いて口頭弁論解説、全視協、理教連、日マ会、日盲連関東ブロックの各団体から活動報告が行われました。フロアからの自由発言では、口頭弁論の内容についての突っ込んだ質問や、保険あん摩と医療あん摩についてなどの意見が出され、充実した内容となりました。次回の第9回口頭弁論は5月16日11時30分、第10回口頭弁論は7月25日11時30分から、いずれも東京地裁103号法廷で行われます。