第41回全国盲人将棋大会開催
11月18日と19日の2日間、京都市の西陣織会館を会場に、日本盲人会連合及び京都府視覚障害者協会主催で「第41回全国盲人将棋大会」が開催されました。
今年も、公益社団法人日本将棋連盟より東和男八段が審判長として、また、将棋連盟関西支部並びに関西学生将棋連盟所属のボランティアの方々が審判員として協力される中、38名の参加者による熱戦が繰り広げられました。
東審判長は、いずれの対局も白熱した戦いで棋力も相当高いレベルであると評されました。
昨年から新設されたS級で、7人での総当り戦を制したのは、山下幸四郎さん(岡山県・弱視)で6戦全勝し、昨年に引き続き、連覇に輝きました。なお、各クラスの入賞者は次の通りです。
A級優勝者は池田稜さん(茨城県・弱視)、2位は玉津島一誠さん(埼玉県・全盲)、3位は柴田文明さん(福岡市・全盲)。
B級優勝者は斎藤啓二さん(福島県・全盲)、2位は藤林義嗣さん(名古屋市・全盲)、3位は宮本博さん(東京都・全盲)。
C級優勝者は岩間緑さん(愛知県・全盲)、2位は田島哲さん(大阪府・弱視)、3位は仲澤美佐江さん(茨城県・全盲)。
また、交流戦は参加者最年長90歳の岡武男さん(東京都・全盲)が優勝。